第十八話「ターニングポイント3」

ルーデウスへの接し方、そして学校に友達ができるなど、ノルンにも変化が見られてきた。家族との、そして大学での生活も穏やかに進んでいく。そんなある日、シルフィから告げられる事とは…?そしてある人物から届く手紙の内容とは…?さらにヒトガミの新たな“助言”とは…!?


最近、いい生活をしていると思う。トレーニングをして、朝飯を食って。学校に行ってみんなに会って、それぞれの研究の進捗を聞いて。ノルンに勉強を教えて、家に帰って家族と過ごす。似たような毎日の中で、一歩一歩前に進みながら生きていく。生前で俺が得られなかったものだ。こういう生活を、幸せと言うのだろう…平穏な暮らしを噛みしめる、ルディくん!前世でできなかった努力で手に入れたものは、相当に大きかったみたいですわね?社会的地位も人脈もできたし、あとはのんびり余生を…なんて、そうは問屋が卸すわけございませんわ…!?