事件の渦中へ

ミーラたちと一緒に、甘い物を食べに行くアイビーとラットルア。ソラによると、双子の兄弟トルトとマルマは、やはり悪い人だった。状況から考えると、緑の風は組織のオトリかもしれない。このままだと、ミーラたちは殺されてしまう。そこでアイビーは反対に、自分がオトリになると言うのだった。


「(ラットルア)どうだった?アイビー」
「(アイビー)ずっと、ソラがダメだって言ってました。マルマさんもトルトさんも」
「いや、そうじゃなくて「フロフロ」のスイーツ!俺のお気に入りなんだよ!」
「えっ?ああ…おいしかったです」
「…だろう?あの店のオヤジ、元冒険者で俺が信頼してる人なんだ。あそこなら、誰も手出しできない」
「それで「フロフロ」に行こうって…」
ちょっと頼りないラットルアさんと、犯罪組織を探るアイビーちゃん…くん!ていうか冷静に考えたら、これってデートじゃないのかな〜?まあ性別は偽ってるし、色々と隠しごとは多いけどね〜…!?