韓国の未来を担う子どもたちと学校! ~ソウル教育大学校付属初等学校見学~ | Lucas@KOREA

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今回の目玉プログラムの1つ!このソウル教育大学校付属初等学校の訪問がありました。
初等学校は日本でいうと、小学校です。

実に7ヵ月ぶりくらいの教大。わくわくします(´∀`*)
宿泊していたゲストハウスから教大までのバスの中がなかなかすさまじい修羅場だったのですが…笑

それはともかく、見慣れた景色になるにつれてドキドキしちゃいました!もう第○のふるさとといったレベルです。そういえば、江南の教保文庫前に、ちょうど仁川アジア大会の聖火ランナーたちがいました!演奏などもしていて盛り上がってましたよ

そして、懐かしの教大につくと元ルームメイトが出迎えてくれました(´;ω;`)感動の再会!
プレゼントと手紙まで用意してくれていて、感動でした(´;ω;`)♥

さて、本題です。今回教大に来た目的はソウル教育大付属初等学校の見学なのです。


総長先生による歓迎会までしていただきました!国際課の先生方にも覚えていただいていて、嬉しかったです数少ない留学生だったので…


説明していただきながら、校内を見て回りました。写真は1年生の教室。なんとも可愛らしい図工作品がありますね(´∀`*)

 この初等学校は江南というもっとも教育に熱の入る地域にある上、韓国最高峰の教育大であるソウル教育大付属ということでとても人気があります。先生方はかなり選ばれた優秀な人材であるということですが、ここに通う子供たちはいわゆる”お受験”で入学した子たちではありません。…実はこの学校に入学できる子は、抽選で選ばれるんです。約40倍もの応募から幸福にも選ばれた子たちです。そのため、この学校に通う子たちは学力や財力で選ばれた子たちではありません。貧しい家庭の子でもよい教育を受けられるチャンスがもらえる…いわゆる進学校ではなく本当の意味で子どもにとってよい教育が受けられる学校なのです。


図書館もきれいに整頓されていました。この棚は学年ごとのオススメ図書が置かれています。


ちょっと懐かしいこの札。借りた本の代わりに挟むもの…日本の学校でも見られますよね?
ちなみにこの札に書かれている言葉が、「손에는 책을 마음에는 꿈을...」
日本語でいうと「手には本を、心には夢を…」と書かれています。この学校は子どもの自主性を尊重した教育を行なっているそうです。私もこの学校に通いたかった…

また、この学校にはこんな教室もあります。


「귀국학생반」…つまり、海外から帰国した生徒たちのためのクラスです。


教室前に貼ってあった写真を見ると、韓国文化体験のような授業をしているようですね。
多文化社会になりつつある韓国において、多文化家庭の子どもたちの教育が課題となっているということは留学中の授業で何度も聞きました。このようなクラスがその先駆けになるのかな、と思います
ほかにも、障害を持つ子どもたちのためのクラスなどもありました!

最後に見に行ったのは食堂。


ママさんたちが配膳をしてくださっているようです。先生が美人ばっかり集めているんですよ~と冗談交じりにおっしゃっていましたが、それがほんとうにきれいなママさんばかりでした

そんなこんなで、初等学校の見学はあっという間に終わってしまいました。行った時間がちょうど昼食時間で授業を見れなかったのが残念です(´・ω・`)
でも、実際に学校を見て回ることができてためになりました!教育大で一緒に勉強した韓国人学生の皆さんがこういう職業につくのかと思うと本当に尊敬します…!

余談ですが、これからこの初等学校は2年ほどかけて新しく改築されるそうです。
すでに大型スクリーンなどが教室内に配置されていましたが、2年後にはかなり最先端の技術が集結した近未来的な教室になっているのかもしれません。また数年後に機会があれば見学したいです。子どもたちの未来にも、教育の未来にも期待…ですね!


学校の前にあった校訓には「씩씩하고 슬기롭고 아름다워라」と書かれていました。
「たくましく賢く美しくあれ」…まさに理想ですよね。そしてかなり難しいことでもあります。


서울교대 친구들 화이팅!