今回は今年3年生になった、33期の空岡宏起、渡邊悠希、角地優太、黒沼綾乃の4人で対談を行いました。新歓が終わり、松島合宿を控えた頃の心境をうかがいました。

 

司会:新歓終わって5月に入りましたが、4月の新歓はどうでしたか?

 

渡邊:新歓ね、まあ体力的にきつかったけど一瞬だったわ。ほんとにいつのまにか終わってたわ。

 

空岡:それ分かれるよね。俺は長く感じたわ。まあとりあえず今は終わってホッとしてる。今日一年練行って、まあまあ人居て安心した。

 

渡邊:あと、めっちゃやる気ある子達多くて嬉しいよね。プレイヤーもスタッフも。

 

角地:いやそれ嬉しいね。

 

渡邊:士門さん達に、「まじでいい子達入れてくれた」って言われた。

 

空岡、角地:ほんとに?!嬉しい。

 

渡邊:暖人さんにも労いの言葉とお祝いの品ももらったし。

 

空岡:そんなこと言われたんだ。それめっちゃ嬉しいね。

 

渡邊:あと今新歓の反省とか少しずつまとめてるけど、そこもやっぱ俺らは去年の資料なくて引き継げなくて苦労したから。今新歓終わってホッとしてダレちゃう気持ちはめっちゃ分かるけど、それもちゃんと作って来年に繋げていきたい。

 

角地:ノリで入れないって決めてプレイヤー29人スタッフ9人入ってくれて、良かったよね。

 

司会:新歓前にも色々mtgとかしてましたが、新歓始まってうまく行かなかったなどありましたか?

 

角地:最初の1週間はまじで思い通りに行かなかったね。

 

空岡:てんやわんやだったね。

 

角地:酷かったね。

 

空岡:俺らもめんどくさがりやだけど、これはどうする?ってうのを割と突き詰めてやったやん。

 

角地:うんうん。

 

空岡:だけど、これ何?これ誰の仕事?ってなったやん。まあ準備不足だよね、それが露呈して1週目はドタバタだった気がする。

 

角地:ドタバタやったね。あとは、1週目終わった時点で入ってる子が、ぜんっぜん居なくって。去年の資料見たらその時には10人ぐらい入ってたってことに気づいた時は焦ったね。

 

空岡:俺ら昼勧誘の時に頭真っ白になって昼勧誘できなかった。

 

黒沼:そうなんだ。

 

空岡:あと何十人入れるビジョンが見えなくて、やばくね?って。

 

角地:結局スプフェス良かったよね。

 

空岡:ね、そっからだったよね。

 

角地:そう、だから来年はそこの動線をしっかりね。

 

空岡:あとは体験会をもっとやるべきだったね。ラクロスをもっと押さないとだね。スタッフは?

 

黒沼:個人的になっちゃうけど新歓PV担当してて、SNSも企画の内容とかを考えるのは中心になってやってたから、新歓前はすごい不安だった。入って欲しいと思いつつ、これで新入生に響くのかなとか不安は多かったけど、入学前からPV見てましたって新歓中に言ってくれて

 

渡邊:アツイね。

 

黒沼:それでホッとしたかな。新歓PVも新歓中もめっちゃ頑張ったから、入ってくれた子が我が子みたいで、本当に大切な存在に思えた。迷って入ってくれた子とかもいたから、この子達がこの部活を選んで良かったって思ってもらえるように頑張ろうって思えた。

 

渡邊:いいね、アツい。綾乃めっちゃ頑張ってたもんね。

 

黒沼:新歓前はPVとか頑張ったけど、新歓中はあんまり貢献できなかったかなー。

 

空岡:いやいやそんなことないよ。

 

角地:誰だったか、PVで入るの決めてた子いたよな。

 

黒沼:ほんと?!

 

角地:このPVみて受験のモチベ上げて、ラクロス部入るって。

 

空岡:それめっちゃ嬉しいな。

 

渡邊:MS同期1人しかいないから、全部綾乃に任せちゃって。負担多かったと思うけど。

 

空岡:最初綾乃が潰れんじゃないかなって思った(笑)

 

黒沼:私も潰れるかなと思った(笑)だけど、SNS班の人とか結構みんなが協力してくれたり、気にかけてくれたりしたからなんとかなった。

 

角地:とにかく成功して良かった!

 

空岡:だよな、成功だよな。

司会:話は変わりますが、去年から後輩ができて、間の学年になりましたが何か変わったことはありましたか?

 

渡邊:去年は、34期は1年チームとして別でやってて、2〜4年生チームの最下級生だったから、そんなに去年は上級生であり下級生だった自覚っていうのはあんまりなくて。12月から新チームが始まってからの方がその役割を自覚することが多かったかな。だから最上級生が雰囲気を作るのはもちろん大事だと思うんだけど、やっぱ下から声出しておどおどせずに練習を自分達で作っていかなくちゃいけない。ていうのと、あとは去年の自分もやっぱ2年生で、技術的にも劣ってすごいビクビクしてたから、34期がそうなんないように、今34期に技術教えてあげたりとか、声出せないとかがないようには心がけてるかな。今、間の世代の役割を自覚してやってる感は強いな。

 

黒沼:私も同じで、何か去年はやっぱり1年チームとは別だから、上級生チームの中の1番下っていう感じで、結構先輩に頼ってたっていうか、引退した31期のスタッフの先輩とかにはめっちゃお世話になって、こういうスタッフになりたいっていう理想のスタッフだったから、12月以降、下がどんどん入ってきて、先輩になっていくにつれて、あのスタッフの先輩みたいになりたいなって思ってやってます。12月以降からはだんだん34期のスタッフの子たちとも仲良くなったりして、34期のスタッフの子たちはみんなすごい頑張ってるから、負担をなるべく減らしてあげたいとかすごい思うようになったし、32期の先輩たちも最後の代だから先輩達が後悔ないように、自分が頼るんじゃなくて一緒に頑張れるようにしたいなって思ってる。

 

角地:素晴らしいやん。ほぼ同じなんだけど、去年のがぶっちゃけ下級生感あった。あんまりペア練とかもなかったから、直属のひろき、りょうすけとかにも関われてなかった.全体でBチームで始まって特に俺は怪我したからその期間は2人にめっちゃ教えたし、2人がいいセーブしたら嬉しいし。まあ今からシーズンに向けて34期にはビクビクせずどんどんやって欲しいな、俺らも頑張んないとだけど。

 

空岡:おれも、今シーズンから上級生と下級生の狭間みたいなの感じてた。その中で感じるのは、34期からしたら俺らは上級生で、下級生にもっとビビらずきて欲しいな盛り上げて欲しいなって思うやん。でもそれは、32期からしたらその後輩の33期っていう立場になる。狭間にいるからこそ、下が見れるから上から欲しい人材とか役割をこなせられるっていうところがあるっていうのを東さんから聞いて確かにそうやなって思った。やっぱ今が多分1番のびのびできるところ。来年からもうしがらみだらけやから。最上級生、4年生っていう言葉が多分つきまとう。今でも33期もっと頑張らなきゃいけないとかいうのはあるけど、やっぱ来年だったらそれがもうミスできない、間違えられない学年になるから、今のうちにその4年生のやり方とか見て来年の自分に繋げるべきだし。かつ34期見て、こういうポジションの人がチームにいてくれたらなっていうのを32期からしたら後輩の俺ら33期がやるべきなんかなって思いました。あとは、前まで教えてた大貴が練習とかで活躍してるのを見ると、めちゃめちゃ嬉しい。あの大貴があんなことできるようになって、みたいな。すごい嬉しくて、同時にやっぱ自分も負けてらんないなっていう、先輩としてだけじゃなくて1プレーヤーとして、 後輩がこんなに良いプレーしてるなら頑張らないとっていうのはすごい思います。

 

渡邊:狭間っていうのもそうだけど、俺らもう上から2個目の代になったわけで、俺が完全に目指してんのは士門さんそのものなんだよな。士門さんは1.2年の頃からSSDMで輝いてたと思うんだけど、3年のときに普通に4年生に劣らず、グラボとかの部分だったらもう優ってたりとか、そういう何か3年だけど、突出してて信頼されてるみたいな感じがあるから、俺もそれを目指してて…これは32期とどう関わるかみたいなところになるけど、やっぱプレーで信頼のおける一個下と感じさせないようなプレーをできるようにしたい。俺は自分の実力に関わらず、上級生とかに指摘するのは苦じゃないけど、そこに実力伴ってプレーでの信頼も獲得して、後輩として引けを取らない、萎縮しないって部分をやっていきたい。今変わってる途中だけど、もっとプレー面で担えるようになりたい。

 

角地:つまり頑張ります?(笑)

 

空岡:つまり士門さんになりますかな。

 

渡邊:それだわ。今はAチームで後輩にもっと萎縮せずやれよとか盛り上げろよみたいな声は出せてる、とは思う。間の学年としてやるべきことをもやれてるイメージはあるけど、やっぱプレーでは魅せれてないかな。

 

空岡:ふがいない部分をね、変えたいね。

 

司会:1年も経たないうちに33期が最上級生になりますが、学年として、個人としてどうなっていたいですか?

 

角地:あと大体8ヶ月で俺らの代なのやばいよね。

 

空岡:いや、やばいよね、やばい。

 

角地:マジかって感じだわ。

 

空岡:いや、まずさ俺らが新歓の代って言われて、俺らが新歓をやるんだってまずなったじゃん。けれども終わってみればあと8ヶ月ってね。いやーやばい。

 

角地:去年でいうと32期は、上の31期が少ないのもあったけど、この時期もっとこう、ね、なんていうんだろ。必死感?なんだろ。何かがあった気がする。

 

渡邊:それで言うと33期全体のラクロスへの取り組みの量を増やすのと、今シーズンとかの目標を明確にしたりしてもっと頑張ってやらないといけないなって思う。今すごく尊敬してるから、例出していいといいと思うけど、吉原さんとかって去年同じ班にいたけど、お世辞にもやってるとは言えなかった。自主練もしてるのかよく分からん。そんな吉原さんもラストイヤーになると誰が見ても頑張ってると言えるような毎日シュー練したりとか反省毎日出したり見違える部分があるように、誰しもラストイヤーってなると自分が今まで辿ってきた軌跡からなんとなくこのまま行くとこの1年どうなるかがわかると思うから、そこで気づいたってそっからの伸びはたかが知れてる。だから、この時点でラストイヤーどうなりたいか、今年の全学で自分はどこにいたいかを思い描いて、もうちょい今から取り組みは変えないといけないなと思う。俺個人としては、SSDMやるってなった時に、元から抱いてた士門さんへの憧れみたいなのが強くなって、士門さんが3年のときの活躍とかを思い出して、自分もあそこの実力まで上り詰めなきゃいけないなっていう目標ができてきたときに、コミット量ちょっと上がった。やっぱ東北大学として毎年毎年ラクロスの戦術とかずっと積み上げてきたのを今のままだと引き継げないかなって思ったから、もっと先輩とのビデハン増やして、ラクロスIQの部分とか、考え方の部分を引き継がなくちゃいけないなって思うんで、最近たまけんさんとか葉弥さんとか誘ったりしてます。で全部の技術を吸収してそこからまた自分でも生み出す。みたいなのをしていかなくちゃいけないなって思います。

 

黒沼:私は、今はまだ自分のことにいっぱいいっぱいになっちゃって、自分の目の前のことをこなすのに精一杯で体調管理とかできないこともあって、32期の先輩に気にかけてもらうことが多いから、もう少し余裕を持てるようになってスタッフ全体のことを考えられるようになりたい。33期全体としては33期でAチームに上がってる人たちがあんまりいない状況だから33期プレイヤーともっと関わりたい。33期プレイヤーがどんだけ頑張ってるのかわかんないから、相談に乗ったりとかもできないし、声かけられなかったりするから、もうちょっとプレイヤーと関わって自分が33期の一員として一緒に考えられるようになりたいなって思う。

 

空岡:そんな思いがあったのね。

 

司会:プレイヤーとスタッフの関わり方についてどう思いますか?

 

渡邊:普通に思うことをスタッフからプレイヤーに言っていいと思うんだよね。なんでも。パスキャのこととかも。それ言ってもらえるのめっちゃありがたいと思うけどね。その指摘を受け入れられない奴は性根が腐ってる奴だと思うわ。そこをお互い言えんのが対等ってことじゃないって思う。

 

黒沼:割と思うことあっても、言えないこと多いからね。

 

空岡:Bの雰囲気とか?

 

黒沼:まあそれもあるよね。

 

空岡:最近士門さんとか31期が来てた時はまじ盛り上がってたよね。でもいなくなったらまた盛り下がっちゃう。

 

渡邊:それってずっと課題だよな。去年もあった。俺が1年でB派遣行ってた時は、当時3年の両川さんが3日に1回とかで朝運搬とか雰囲気の話してた気がするわ。そうやって声を上げる人が必要なんじゃないの。それは別にスタッフでもいいと思うし、それに対して確かにって思う奴も必要だし。

 

空岡:俺らもいっぱいいっぱいでイライラしちゃったりしてる時に、スタッフは客観視してるから気づくじゃん。その時に、その辺にいるやつにちょろっと言ってくれれば、俺らが集合とかさせることできるじゃん。

 

角地:それめっちゃいいかもな、俺ら見えない時は見えないもんな。

 

空岡:練習中に、プレーでもそうだけど修正力みたいなの、雰囲気悪いとかパスキャミスが多いとかの時にいかに修正できるかみたいなのもあるし練習中に言ってくれれば、試合中でも雰囲気悪いなって気づくのがスタッフでもいいと思うし。声出てないよって言われるだけでやばい、声出さなきゃってなるから。

 

黒沼:修正力の練習にもなるしね。

 

角地:それこそ練習中に俺とか空岡に言ってくれたら、一旦集合させて切り替えようって言えるよな。

 

空岡:そうだな。

 

渡邉:スタッフには、もっとプレイヤーに干渉して欲しいわ。プレイヤーはなかなか目覚められないから。

 

黒沼:干渉の仕方も難しい。裕大に言われたんだけど練習後すぐ帰るんじゃなくて、ちょっと残って、話せばいいんじゃない?って。本当は春休み期間にすればよかったんだけど、どう思う?

 

渡邊:いいんじゃない?まあ土日の練習終わって学食で会った場でプレイヤーと一緒に話してみるとかもいいだろうし。あとやっぱ同期仲もっと深めるとか、部内でもっと仲深めるために今年から同期ご飯を増やしたりとか、縦のつながり増やしたりとか。今度33期でご飯行くしね。

 

黒沼:学年仲は深めたほうがいいよね。それに33期ってあんま強くないじゃん。健生さんとか柿崎さんみたいな人もいないし、人数少なくて勝つのが難しい中で部活続けるってなったら同期をモチベにするって大事だと思う。練習ちゃんとやってないように見える人ももしかしたら裏でやってるかもだし。どこまで関わっていいかわかんないから仲良くなった方がいいかなって思って。

 

司会:同期仲についてどう思いますか?

 

渡邊:31期めっちゃ仲良いよね、めっちゃ仲良いからこそのあの雰囲気なんだろうな。みんなでやってこうぜって感じ。士門さんだけがいかないってゆう。

 

空岡:31期すごいよね、みんながみんなのカラオケの十八番知ってたやん。

 

渡邊:この曲はこいつみたいなのわかってたよな。すごいわ。

 

空岡:そのまとまりみたいなのがあるよね

 

空岡:でも他大のブログとか読んでたら、同期プレイヤーがモチベって人多いよね。

 

角地:多いね、34期にも同期でご飯行って欲しいわ。

 

空岡:早いうちにね、俺ら人数減ってから気づいてやってるから。人が多いうちにやってほしい。レクとかももっとやりたいよな、全体の交流を深めるみたいな。

 

角地:東大は、試合のたびに同期飲みするらしい。

 

黒沼:へー

 

角地:試合後に行って来いって、コーチから言われるらしい。真面目な話もそうだけど、普通にプライベートのこととか色々話すんだって。俺らも反省は集まってしたりするけど、お通夜状態になったりもするやん。真面目な反省も大事だとは思うけど、それ以外も大事だと思うわ。

 

渡邊:別に無理して真面目なこと話さなくてもいいし。

 

角地:チームビルディングって意味で同期飲みとかめっちゃ大事なんだけど最上級生になった時に下手くそが同期飲みとかしてたらめっちゃむかつくらしい(笑)まあでもわかるよなその気持ち。でもそこに寛容になれるようになりたいよな。一番上になった時。それもまあ下手くそには言えないんだけど(笑)俺らの代になったら、部局会とかめっちゃ増やしたい。全部備品部みたいにしたい(笑)

 

渡邊:そこで仲深めることで、やる気出せよ!とか言う言葉も効いてくるんだろうな。そういう土台があってこそ。

 

角地:よう分からんやつに、お前やってないじゃん!って言われてもただバットに入るだけじゃん。

 

空岡:ある程度の関係値があるやつに言われた方が響くしな

 

角地:俺らが最上級生になった時は下に同期ご飯やれって言えるぐらいになりたいわ。

 

司会:チームとしてよくなるために、上級生として下級生と関わる上で感じることはありますか?

 

角地:ちょっとだれてるやつ、努力できてないやつに対する関わり方として、こいつは努力できないから駄目だとか、こいつはやってないから終わってるわとか、そういう関わり方だったら、部として良くなんない気がする。そういう人もいるんだって一旦認めた上で、さらにそれ以上のレベルで頑張るには、一緒に考えてあげないといけない気がする。ヘラヘラしてるやつに、お前ヘラヘラしてて終わってんな!って言っても、向こうも受け入れ難いだろうしな。

 

空岡:言ってる側も自己満だしな。

 

角地:そう、結局何か自分がやってるのに相手がやってないっていう苛立ちをぶつけてるだけやから、それは頑張れてないやつを切ってる状態になってる。誰しもモチベーション波とかあると思うから、やってないやつを見た時に、面白いな、とかこうゆう奴もいるんだってとこからスタートしないといけないと思う。

 

渡邊:お前の最近の気づきだもんな。人に対して面白いと思うってやつ。

 

角地:そう、そいつを面白いと思う。仙台二高のチームビルディングコーチが言ってた。

 

空岡:へえー、面白いと思ってそいつを更生するにはどうしてやろうかぐらいのわくわくする感じってこと?

 

角地:更生は違う気がするな。

 

空岡:共存、とか?

 

角地:かな。

 

空岡:なべゆーもなんか大事なこと知ってたよな。3つ。

 

渡邊:あー、タイトウアリノママソンチョウね

 

空岡:いや、早い早い(笑)

 

渡邊:対等、ありのまま、尊重ね。(笑)一瞬忘れたけど、対等って言ったら流れるように全部言えるわ。新歓の時に教えてもらったんだけど、来てくれないかな?とか入ってくれないかな?とか下からじゃなくて、対等に「どうするよ。」とかいってみる。あとはありのままの感情を打ち明けられる関係になる。こっちも取り繕っちゃうとありのままじゃなくなる。相手が違う部活入りたいとか言ってても認める。尊重する。

 

空岡:確かに勧誘が上手い人ってそれできてた説あるよね。

 

司会:では全体として、東北が勝つための理想のチーム像はありますか?

 

空岡:顰蹙(ひんしゅく)してるチームはまず理想ではないよね。

 

角地:でも東北大が勝てない理由それだと思うんだよね。俺ら鉄を叩きすぎなんじゃねって話。

 

黒沼:それ前も言ってたよね(笑)

 

空岡:そのワード気に入りすぎだろ(笑)

 

角地:まあどう言うことかってさ、鉄って叩いて伸ばして整形して一旦冷やしてもっかい温めて叩くことで純度上がるじゃん。だからつまり、時には休ませるというか、落ち着くことも大事なんだよ。でも今俺らは、鉄を叩きすぎて全国のラクロス部に比べて退部者多いじゃん。よくない。俺がめっちゃ思うのは、ミスした時にそのミスがどんな種類のミスであれ、おりゃーってなるじゃん。例えば壁行ってなくてキャッチできないとかは責めていいんだよ。でも今練習してて、こうゆうランシューが打ちたくてちょっと無理な体勢から打った時に、入んの?!っていうのは違うと思う。別に入るイメージとかやりたいことあるんだったら全然そのシュートもありだと思うし。東北大って練習試合組みづらいじゃん。そんな状況の中でミスを責めることでどんなことが起きるかって消極的なプレイヤーしか生まれない。絶対に。だから例えば試合でファストブレイクあった時にショット打てないとか、ミスしたら責められるから判断が一歩遅れちゃうとか…東北大の環境だからこそチャレンジ精神を養わなきゃいけないのに、叩きまくっちゃってる。線引きはむずいんだけど、違うんじゃないかなって思う。

 

空岡:武者で強いところ行ってさ、厳しくないじゃん、俺らより。こんなんでいいの?ってなったじゃん。でも試合強いじゃん。東北と関東の場所の差とかなのかなとは思うんだけど、むずいよね。

 

角地:それってまじで成功体験だと思う。例えば自分がボールダウンしてグラボ掬ってランクリしてシュート打って決まって、勝ったとか。結局大きい舞台では、一瞬の判断、一瞬の迷いが勝敗左右するわけじゃん。それを、関東に遠征して何回も試合したとしても、関東ほど積み上げられるわけじゃないじゃん。だから、仙台でできることを考えなきゃいけないと思うから、俺はさっき言ったミスの種類の話。消極的なプレイヤーってうちには1人もいらんと思うわ。

 

空岡:なるほどね。俺の理想はチーム内に締め役がいることだと思う。

 

角地:前にオフェンスがやってた180本シュー練とかを夏のクソ暑い時期にやろうって言うやつがいるのかってことだよな。

 

渡邊:俺らが自分からやろうって言わなくちゃ、ぐらいじゃない?

 

角地:本来ね、ファーストで誰が言えるかな。

 

空岡:俺は希望があるとしたら、上田かなって思う。あいつ努力型だからさ、新歓終わって飯終わってみんな家帰るであろう時にグラウンドでシュー練してた時おお、上田…って思った。

 

角地:上田…

 

空岡:同期内で言った方がいいしな、効力強いし。イヤイヤやるより主体的にやる方が伸びるしね。

 

司会:では最後に、ここから最上級生になるまでにどうしていきたいですか?

 

渡邊: 個人としては最上級生になったときには、もう自分のこととか目向けてらんないっていうか、チームが日本一になるためにどうしていかなくちゃいけないかとか、そのために、下級生にどう干渉していくかとか、が大事になってくるだろうからそれまでに自分ラクロス的なのを完成とまではいかないけど士門さんぐらいになりたい。そのために努力を絶やさないないことかな、

33期としては、代として上手くなってこうってゆうのは、その練習だけで完結しても長い目で見た時に成長につながってない気がしてる。33期の一員であるってゆう、このシーズン終わりにどうなっていたいかを思い描いて、強制されずともそのために必要なことをやっていけるような人が集まった代にしたい。


 

黒沼:私はさっきと同じなんだけど、余裕を持ちたい。今は自分のタスクこなすので精一杯だからMSのことも来年のこと見越して考えたい。マーケティングのこととか。あとは、審判がずっと課題だから南山戦終わった後に自分の審判がダメだったって反省したけど、今もまだ逃げちゃってる部分あるし、毎回の試合反省できてるわけじゃないから、プレイヤーが信頼できる審判になりたい。

 

空岡:チームとしては、これからリーグ戦も始まって負けられない戦いが続いていくから、スローガンにもあるように、東北大男子ラクロス部が未だなし得ていない学生日本一を達成するために、自己の可能性を拓き、歴史を塗り替えたい。個人としては、3年生として、けんせいさんや柿さんに負けないようガンガン点を取っていきたいし、応援してくれる人に、自分の印象を植え付けられるような2024シーズンにしたい。そのために1日1日後悔することが無いようにラクロスに費やしていきたい。

 

角地:俺個人としては、やっぱ光田さん、竜矢さんが強いけどそこは追い越したいし、脅かせるようになりたい。下からの突き上げがないと部として上手くならないし。それに向けて今は努力できてるし、でもまだいける。33期全体としては、俺ら33期ってずっとやばいって言われてた代だから逆転じゃないけど、終わってんなって言われてるのを見返したいし、見返す力が今はないかもしれないけどシーズン終わりまで時間あるからそこ使って見返したいです。

 

司会:今日はありがとうございました!