まずはじめに、OBOGの皆様、保護者の皆様、各方面の関係者の皆様、いつも温かい応援とご支援、誠にありがとうございます。




そして、日々貴重な時間を割いてご指導下さるコーチの皆さん、本当に感謝しています。








今回のブログでは、これからリーグ戦を共に戦うチームメイトに伝えたいことを書かせていただきます。








OF陣へ

中々点が入らず流れに乗れなくても焦らなくて大丈夫だ。
DF陣が守りきり、FFで点を取り流れを作る。
流れに乗ったときのお前たちは、恐ろしいほどに点が入る。その破壊力は俺たちDFが一番良く知っているし信頼をおいている。
だから試合中は流れをつかむために、ミスを恐れず貪欲にゴールを狙ってほしい。






DF陣へ

苦しい局面は必ずあるだろう。
相手の打つショットすべてが入ったり、クリアが思うように上がらなかったり。
それでも、焦燥に駆られてこれまで積み上げてきたものを無視してはいけない。
練習してきたことを駆使すれば必ず守れる。
試合終了まで、勝つために必要なことを話し合い、「淡々と」それをこなす。




(脳死がちらつく「がむしゃら」ではなく、内に湧き上がる闘志を秘めた「淡々と」であることを伝えたい。脳死の勢いで守れるほど甘くはない。OFの猛攻を防ぎきったときの感覚を思い出すと分かるはず。
体の疲労は勿論あるが、それ以上に頭がぐるぐるに回転し、見るべきところが見え、伝えるべき情報を伝えることができるあの感覚。
その瞬間は失敗への恐怖などの無駄な感情は一切無く、ただやるべきことをやる機械になっているはずだ。そして守りきったときに盛り上がる。
おれたちDFの1番調子の良い瞬間はこれだと思っている。このいわゆるゾーンに入った状態をいかに7枚全員で継続できるかが真の勝負だと個人的には思っている。)








みんなへ。

大好きな写真がある。

直近の試合でおれが点を取った直後の写真。

俺よりも嬉しそうにはしゃいでくれる海とその光景を見て笑う士門たち




頭は次に切り替えたながらもおれの興奮に呼応してくれる東



片方の靴下が下がっていることに気づかずはしゃぐたまけん







写真に無いところでも、ベンチではみんなが盛り上げてくれ、観客席も盛り上がってくれていた。
試合後には翼からお褒めの言葉をもらい、たまけんは逆張りで褒めてくれなかった。
そしてはやは俺も点が取りたかったと悔しそうにしながら対抗心を燃やし、はるとは馬鹿みたいに俺を持ち上げる。





最高だ。





初めてだ。試合で点を取り、かつその試合で勝てたのは。
こんなに気持ちのいい写真を取ってくれてありがとう。




お陰様でもっともっと頑張れる。





こんな感情は一人では絶対に味わえない。
みんなのこの反応があってこそだ。
そしてみんなで勝利を勝ち取ったからこそだ。
試合の規模どうこうではない。みんなでやっと掴んだ勝利。これで浮かれて満足するつもりはさらさらないが、蔑ろにするつもりも決してない。
みんな本当にありがとう。そしてここからだ。
もっと皆でラクロスをしていたい。試合に勝って喜びを分かち合いたい。
残り少ない負けたら終わりのシーズン、全力で走りきろう。








リーグ戦まであと7日。






最後は駒沢の大きな舞台で、観客席にはお世話になった恩返しをしたいOBOGや家族がいて、かっこいい姿を見せたい後輩達がいる中で、俺が活躍し、みんなで勝利をもぎ取る。







日本一になろう。







BEAT 30期 今村元気