4月に入り桜の開花時期。
仙台でも開花しまして、そろそろ花見の季節です。

 



体力が落ちているので、
リハビリかねて里山を歩きたいとうずうず。コアラ

 

ずっと山に行けてなくて、

先月けっこう雪も多く寒かったのでね。

 

5月になるともう暑いんですよ・・・

ということで、いついけるかわからないので、
ここでは過去にいったおすすめの里山を紹介しておきます。飛び出すハート

まず、伝説の聖地、とても不思議だけど美しい
大好きな七ツ森。

 

2018年5月の過去記事です。

 



七ツ森の「達居山」通称、たんこぶ山と言います。
(アイヌ語でたぷこぷ)
人名ではないけれど、たご、たっきょ、たっこ、
などいろいろ呼ばれます。
新緑の季節はおすすめ!

 

※今は猪除けの柵が入口にあります。



「たぷこぷ山」ともよばれる達居森は、
アイヌ語の「たんこぶ」が由来だそう。

 



たんこぶのようにはあまり見えないのですが、
船形山がよくみえる森なので、修験などもいない豊かな自然の景観が、
縄文の故郷みたいでした。

 



東北・北海道の代表的なアイヌ語地名といえば、

「タッコブ」「タッコ」が複数ある。
小高く盛り上がる丘で、タプコプtaopkopがある。
タポコプ→たんこぶ

各地のタポコプ地名(一例)
青森県 田子町 (田子はタッコから)
秋田県 大館市 達子森(海底火山が隆起した山)
秋田県 東成瀬村 田子内
岩手県 葛巻町 田子
宮城県 大衡村 達居森・女達居森
福島県 福島市 立子山 

 

 

 

 

和語の「たんこぶ」より前は、パピプペポの特長をもつアイヌ語は、
「コトダマ学」(島田正路より)では、こんな解釈がある。

『パッ、ポン、など、現れ出る現象そのものを清音。
現れ出てしまったもの(完了形)は濁音となる。
例えば、日本は「ニッポン」と「ニホン」の呼び方がある。
ニッポンは、これから現れ出るもの、新しく生みだすこと。
ニホンは完了した現在あるもの。』

 

 

 

山頂からみえる七つ森。


 

ちょっとわかりずらいけど、仙台の街が山合に見えます。

 

 



といった言霊の解釈により、「タップコップ」という軽快なステップを
ふみたくなるような森こそ、今の季節に一番合うわけです。

 

 

山里には蝶がたくさん飛んでいます。

特に春~GWは多いですよ~♪

 

----------------------------------------

 



登山での一期一会はとても多いです。
ご高齢の方が多いので、人生の先輩たちは、
いろいろ健康面を教えてくれます。笑

 

 

明治26年碑

 



身体は資本。

体を動かして森に還元する。

 



大きな木がよこたわっている。
くぐる時、頭をゴーンと打った・・・。

そうそう、七ツ森の山ではよく頭をうたれます。
木に頭をゴツンとやられます。
けっこう、痛い。www

 

 

 

 

 

なんだっけ・・・

 

 

 

この付近だけ、岩盤がむき出しになっている。

 

----------------------------------
登山口まで降りた時、右側にも道があり、何かの記念碑をみつけた。
そばまで行ってみると、「鳥獣魂碑」だった。

 



「宮城県猟友会黒川支部」

 

 

 

船形山が美しい
命あっての森。

 

おまけ--------------------------------------

七ツ森の麓にある「モカモアコーヒー」
のほほ~んできるカフェで、度々利用させて頂いてます。

 



珈琲が美味しいです~。

 



※駐車場は信楽寺の前に広いスペースあります。

 


そんな新緑のたつこの森歩きは、

これから新緑の時期はおすすめです。

 

 

 

モカモアコーヒー

 

 

山と渓谷オンライン

 

車で行く場合、ナビの設定は「牛野ダム」にすると迷いません。

 

 

↓ダムまで行かず、手前の細い道を(急です)おりると広い駐車場あります。(看板あり)

 

 

-----------------------------

 

さて、以前「星神」のことを書いてました。
相変わらず文章が長いんですけど、七ツ森の方です。

カカセオのこと。

大甕神社がありここもいろいろ伝説多い山。
蝦夷が集まっていた説もあり、
源頼朝がきていたり、古くは多賀城を焼き打ちした
アザマロが多賀城から泉の方へ向かっていたと。

Rさんたちと探訪した時に、
その日がちょうど、6月の宮城岩手内陸地震の時で、
シンクロしていたことがとても不思議でした。

七ツ森がなぜ七で薬師なのかいろいろあります。
坂上田村麻呂伝承もあるので、ここも日高見国のひとつでしょう。

イワクラをまつる山は、早池峰山の瀬織津姫というよりは、
カカセオの痕跡があるのでは?という妄想です。

 

 

まだまだ過去記事に、たくさん七ツ森を書いていますので、
まとめていきたいと思います。

次もどこかの春をご紹介。