1/20,21学友会との合同練習 | TOHOKU i-SKI BLOG

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東北大学医学部スキー部のBLOGです。アルペンスキー・クロスカントリースキーを専門に取り組んでいる医学部の競技スキー部です。このBLOGを通して、近況報告や連絡などしていこうと思います。今後もみなさんのご支援・ご愛顧のほどよろしくおねがいします☆

平素より大変お世話になっております。本合宿で一番下っ端の小生が書かせていただきます。

小生、入学して以来初めての学友会との合同練習が開催されました。コロナ期に学友会とのシーズンで数回あった合同練習が立ち消えてしまっていたため、実に4年ぶりの開催となりました。

近年の冬のスキー部では泊まりの合宿といえばどこへ行っても必ず宿に泊まり、美味しかったり美味しくなかったりする夕食と朝食を必ず食べておりました。QOLは高く、金が飛ぶ日々を過ごしていたところです。
なんとしかし、学友会スキー部はヒュッテとかなんとかいう東北大学の施設に無料で泊まっているというではないか。そんな美味しい話はあるわけないと今回勇んで潜入調査をしてまいりました。よかった点、ブラックな点をもろもろ内部告発させていただく。

1/20(土)天気:晴れ
時刻は6:30。小生はまだ睡眠中のはなしである。学友会の人と集合場所の認識に違いがあり、学友会の人のみが6:30に大学病院に集合。こちらは現地集合と認識してしまっており、全員もれなく睡眠中である。
7:00小生起床。ありえない数の不在着信を見て冷や汗が滝のように流れる。あまりの流れに日本三名瀑にランクインしそうであった。

初めて蔵王温泉スキー場の上の台ゲレンデの近くに参上した。激混みだったため、初対面の学友会の人に聞いてみたところ、「唐松駐車場」に行くと停めれるとか。そんなことを言われましても、小生このスキー場は初めてなもので名前だけでは一切わからず日がくれそうであった。車であっちこっちうろうろしていると、地元の人と仲良さそうに話している警備員さんが2人おりました。唐松駐車場の場所を尋ねたところ2人ともわからず、「南に行けば駐車場があるかも知らんなあ、」なんて言われたもんで、小生人がいいもんですから南に車を走らせて行っても一向に駐車場らしきものは見えてこない。恥を忍んで学友会の人にもう一度電話をして駐車場までの道案内を頼んだところその警備員さんの隣の駐車場がカラマツ駐車場だったとか。学友会の人が名前を間違って覚えていたのか、警備員さんが地名を一切知らないのか謎なところではあるが、ひとまず駐車場問題は去っていった。純アルペン隊の小生にとっては駐車場からスキー場まで一キロ近く歩かなければならないこともかなり鬼畜の所業ではあった。。。
駐車場問題が去ったところで、小生のとんでもない忘れ物が発覚し、心優しい先輩方がそのミスをカバーしてくれた。そのせいで先輩方は昼飯をかき込まなければいけなくなってしまった。小生が先輩をこき使った形となってしまい、非常に罪悪感でいっぱいである。

お昼ご飯は学友会スキー部の見目麗しい女性陣が手料理を振る舞ってくれた。天にも登るほど美味しいピラフであった。メイドカフェで普通のオムライスが高く売れる理由がよくわかった。


天気は快晴で非常に楽しく充実したトレーニングができたように感じる。

同日は国体予選があり、それに出場した選手が合流し、賑やかな夜を迎えることになった。
ヒュッテでは宿泊料は無料だが、自炊する必要があるため、自分たちで米をたき、おかずを作ることになる。しかし小生は名探偵コナンばりの問題発生マシーンなようで、新たに問題が発生した。
炊飯中にブレーカーが落ち、米が炊飯途中で止まってしまったのだ。もう一度炊飯ボタンを押してもうまくいかず原始的に鍋で米を炊くことになったのだが、重要となるのは夕食を担当していたのは小生をはじめとする男子集団であったということだ。どうなってしまったかはもう皆さんの想像通りであろう。あえて書くとするならば米はびちゃびちゃなのに丸焦げであった(20合の米)。どうしたらそうなってしまうのか小生には見当もつかないがそうなってしまったのだからそういうものなのだろう。
おかずとして学友会の人が作ってくれた回鍋肉は絶品であった。

また米があまりにも悲惨だったため、五平餅が作成されることになった。もともと焦げていたため、味噌を塗ってフライパンで少し焼くだけで美味となった。米もこんなことになるとは思ってもいなかったであろう。農家の方にぜひ謝らせていただきたい。

1/21(日)天気:豪雨
練習が無事開催されることになったのだが、あまりの豪雨に全員2~3本滑って練習が終了となってしまった。
唯一新潟育ちの人のみやる気を失わず、練習意欲を見せていた。新潟ではさぞ過酷な幼少期を送ってきたことなのだろう。心中お察しする。
それはそれはひどく全員濡れてしまったため、ヒュッテに干すことになった。そこまでは普通の練習の域を出ないのだが、問題は帰る時である。



一部の駐車場が雪の上から水没し、その駐車場に停まっていたすべての車がスタック状態になってしまったのだ。部員の一台だけその駐車場に停まっていたため、無事、スタックの嵐に巻き込まれることとなった。
1時間ほど格闘した結果、2台を残してすべての車が抜け出せたので、無事帰れることになった。お守りとして持っていた牽引ロープを使う日が来るとは思っていなかった。



雨は降ったものの、金銭的にも練習環境的にも非常に有意義なものだったと感じる。これからも許されるのならばぜひお世話になりたいと思っている。料理の練習をしてからではないと追い出される可能性が高くなるので、現役部員は自炊の練習をしていきましょう。

雨ふって
気持ちは削がれ
皆帰る
気づいたことは
新潟すごい