秋田の内陸部を縦に貫く秋田内陸縦貫鉄道で大館に到着した後は、

 

 

 

いよいよこの旅のメインイベント、

五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)に向けて出発です!

 

 

大館から五所川原までは

JR奥羽本線と五能線を乗り継いで2時間弱かかるので、

大館発15:28の電車に乗ることにしました。

 

まつり自体は19時からですが、

巨大な立佞武多3台が立佞武多の館から出陣するのは18時頃と知り、

 

それを見る為に、移動時間を逆算し、

17:17に五所川原に到着する計画です。

 

 

が。

 

 

なんと、大館駅の出発時刻を勘違いして

乗る予定だった列車を逃してしまったのです…!

 

痛恨の極み!!

 

暑さも相まって、頭の中は真っ白。

 

でも、どんなに焦ろうが、悔もうが、

後の祭りです。

(夏祭りだけに)

 

次の列車は1時間半後。

 

弘前での乗り継ぎ時間も長く、

五所川原到着は19:29になります。

 

でも、それを待つ以外、

方法はありませんでした。

 

いつかまた出陣する姿を見に行こう…

 

 

これがもし一人旅でなければ、

誰かが「そろそろ時間だよ」と声を掛けてくれたかもしれません。

 

でも、一人旅だと

自分が勘違いしていたらそれで終わりです。

 

自由とは、自己責任と表裏一体である

ということを、改めて学びました笑

 

 

都内で列車を1本逃しても、

すぐに次の列車がやってきますが、

ここではそういうわけにはいきません。

 

それでも、到着は遅くなっても、

まつりを見ることができるのは幸いでした。

 

弘前での乗り継ぎも1時間ほどあったので、

駅2Fのカフェでシードルとアップルパイをいただき、

少しでも旅の埋め合わせを笑

 

 

五所川原に到着し、

運行ルートの方に向かって歩いていくと、

 

お囃子と「ヤッテマレ ヤッテマレ」の掛け声が聞こえてきて

気持ちが高まります♪

 

少し広めの交差点でポジションを確保して待っていると

遂に、立佞武多が現れました!

 

最初に登場したのは、

かぐや姫の「かぐや」。

 

 

続いて、歌舞伎十八番の一つに数えられる演目「暫」。

「しばらく~」と大見得を切りながら通り過ぎていきました。

 

 

最後は、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」。

 

3年に1度、1台ずつ新作に作り替えられるそうなのですが、

2023年に作られたのが、こちらの素戔嗚尊。

 

めちゃくちゃカッコ良くて

後ろ姿をずっと見送り続けました。

 

 

今回の列車乗り遅れ事件は

些細な出来事ですが、

(些細ではないけども)

 

今目の前に起きている全ての出来事の

原因を作ったのは、

全部自分だった。

と責任を取れるかどうか。

 

あの人のせいでー

運が悪かったからー

こういう時代だからー

 

と思っていた、

これまでの一切合切とにかく全部、

 

自分が全てを創造している。

 

顕在意識ではそんな現実望んでないよ!と思うものでも、

潜在意識で望んでいるから、それが目の前に現実化している。

 

自分の魂の声を無視し続けた

ツケが回っているだけ。

(私もツケが回りまくりでした…)

 

はい!自分でした!

と潔く認めた上で、

 

じゃあ、本当はどうしたい?

 

それをゴールに掲げることで、

望んでいるものが現実になっていきます。

 

潔さ、大事ですね。

 

 

ダメダメな写真ですが、ホテルらしきビルの横にニョキっと突き出した光る物体が立佞武多です

 

 

これまた、2023年3月に立佞武多の館を訪れた時に知ったのですが、

 

歌手の吉幾三さんは五所川原出身で、

そのご縁もあって立佞武多の歌を作られたそうです。

 

この曲が、また、いいんですよ笑

 

なんか、こう、夏が短い雪国の人たちの

内に秘めた熱いものが湧き上がる感じというか。

 

今年は5年ぶりに吉幾三さんの参加が決まったとか。

 

立佞武多の歌も、

いつかリアルで聞いてみたいです。

 

 

なんとか念願の五所川原立佞武多を満喫し、

次は3日目の青森の旅へ、続きます♪