人生二度目の竿燈まつりの妙技に惚れ惚れした翌日は、

 

 

 

これまた人生二度目のローカル線、

秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)の旅からスタートです♪

 

 

初日に宿泊した大曲から角館まで秋田新幹線で移動し、

改札を出るとすぐ右手に、秋田内陸線角館駅があります。

角館は武家屋敷や桜が有名ですね

 

 

この日は東京から秋田に向かう新幹線に遅れが出ていた影響で、

(単線区間があるので、上下線で互いに影響が出やすいのですよね。)

 

角館到着が遅れることになり、少し焦りましたが、

無事乗り継ぐことができました。

急行もりよし2号に乗車します

 

 

秋田内陸線の運営会社は秋田内陸縦貫鉄道株式会社で、

その名のとおり、秋田内陸部の角館から鷹巣を縦に貫くように走る路線です。

 

 

貸切列車の運行や、沿線での田んぼアートなど

様々な取り組みをされており、

車内も秋田犬で溢れています。

 

 

よく見ると、シートにも秋田犬が!

 

 

田んぼアートもちょうど見頃で、

車内を右に行ったり左に行ったりしながら楽しみました。

田んぼアート周辺ではスピードを落として走ってくれます

 

 

世界遺産・伊勢堂岱遺跡最寄りの縄文小ヶ田駅では、

伊勢堂岱遺跡のマスコットキャラクターである

「いせどうくん」が描かれていました。

世界遺産である伊勢堂岱遺跡というものを、この時初めて知りました…

 

 

他にも、マタギがいたり

 

 

かかしがいたり

 

 

高い鉄橋を渡ったり。

 

 

川の水も透き通っていて、心が洗われます。

 

 

角館と鷹巣のほぼ中間に位置する阿仁合(あにあい)駅には

秋田内陸縦貫鉄道の本社の他、レストランや売店があり、

オリジナルグッズも買えるそうです。

途中下車もしてみたいですね

 

 

終点の鷹巣駅舎には

「世界遺産まで2駅」と書かれていました笑

 

 

ところで、はるか昔に初めて秋田内陸縦貫鉄道に乗った時の記憶は、

両側を列車すれすれの木々に囲まれる中を、

まるで森の奥に突き進んでいくように走った印象だったのですが、

今回そんな場所はありませんでした。

 

でも、近くに他にそれらしい路線も無いし、

私が夢でも見ていたのか、

今でも不思議なのですが。

 

 

隣接するJR鷹ノ巣駅から20分ほどで

この日の宿泊地である大館に到着。

 

ランチは比内地鶏の鶏めしをいただきました。

 

 

そして、大館は、秋田犬発祥の地であり、

忠犬ハチ公の出身地ということで、

駅前に「秋田犬の里」という施設があります。

ハチ公もいます

 

 

館内には、秋田犬のタワーや

 

 

なんとも言えない表情をした巨大な秋田犬のぬいぐるみの他、

 

 

本物の秋田犬の展示室などがあります。

 

 

この日お出迎えしてくれたのは

白岳(はくたけ)くんと、梅子(うめこ)ちゃん。

二人の視線の先に何が…

 

 

その後、本日のホテルにチェックインし、

ひとまず荷物をほどきました。

 

 

今回、大曲から大館に移動する時に、

秋田を経由して行くルートもあったのですが、

私の中では秋田内陸線一択!でした。

 

というか、

この行程なら秋田内陸線に乗れるじゃん♪

と、ときめきました笑

 

鉄道オタク、通称鉄オタと呼ばれる鉄道好きの人たちの中でも、

撮り鉄

乗り鉄

模型鉄

など、色々な分類があるそうですが、

 

私は、けっこう乗り鉄気質だなと思います笑

 

昔から鉄道の旅が好きだし、

特にローカル線に興味を惹かれます。

 

日本の隅々まで張り巡らされた鉄道を利用する度、

よくこんなところに鉄道を通したなと感心するし、

 

流れ去る車窓の風景に

風情を感じます。

 

めずらしい路線では、乗るだけではなく写真も撮ってみる

 

 

そして、日本の鉄道と言えば、

何と言っても、時間の正確さ。

 

海外に行き始めた頃、

当たり前のように遅延し、

待っていた列車が突然、発車標から消えて無くなるのを体験し、

 

日本の当たり前は、当たり前ではなく、

稀有で貴重で本当にありがたいものだと実感しました。

 

所要時間もどんどん短くなり、

東京⇔新大阪は約2時間半。

 

のぞみは最大で5分に1本のペースでやってくるという凄さ。

 

 

そんな鉄道の利便性の高まりももちろんですが、

インターネットの発達によって、

 

個人の旅のしやすさは、

ここ10数年で数倍どころか数十倍にアップしたのではないかと思います。

 

ホテルや交通機関の予約、

マップによる場所の確認も事前にできる。

 

旅先のおすすめの飲食店も確認できるし、

運行情報もリアルタイムで確認できます。

 

そんな時代を体験したくて生まれてきたとしたら。

どうですか、皆さん!笑

 

大館のマンホールは秋田犬でしたよー

 

 

良いことも悪いことも、

自分が良い悪いの解釈をしているだけで、

目の前に起きている出来事自体には

本来、良いも悪いもありません。

 

色んな出来事を体験し、

その体験を通して自分の解釈に気付き、

それを智恵に換え、

この人生を楽しんでいこうではありませんか♪

 

 

次はいよいよこの旅のハイライト、

五所川原立佞武多に、続きます♪