25年前、EF30-20。 | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

鉄道、飛行機、おいしいもの・・・1枚の写真から、ゆるっと文章を書いています。

1999年12月23日、碓氷峠鉄道文化むらにて。

EF30-20。(写真右)

 

25年前のきょうは、群馬県松井田町(現在は安中市)・横川駅近くの碓氷峠鉄道文化むらを訪ねていた。

 

碓氷峠鉄道文化むらは、この年の4月にオープンしていた。1997年9月をもって廃止された、信越本線横川~軽井沢間の碓氷峠区間の専用補機「峠のシェルパ」EF63形の基地・横川運転区の跡地に造られたテーマパーク。

 

文化むら園内には、多くの静態保存車両が置かれている。

そのうちの電気機関車各種については国鉄時代に、京都の梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)に対して、高崎で開設の噂があった「電気機関車館」構想に基づいて集められていたカマたち。

そのなかに、かつて関門トンネル区間で活躍したEF30-20がおり、現在はこの横川の地で展示されている。

 

EF30の保存車というと、先行試作車の1号機が門司区和布刈にいるが、量産車でまるっと1両保存されているのは、この横川の20号機のみとなっている。JR九州に承継された3号機が、現在カットモデルになって九州鉄道記念館にいるのは、みなさんご承知のとおりで・・・。

 

曰くがあって国鉄末期に群馬にやってきていた20号機。

活躍した関門から遠く離れた地ではあるけど、末永く大事にしてもらえることを祈りたい。

 

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