28年前、「夢空間北斗星」を牽引して上野に到着したEF81-98。 | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

写真一枚から、ゆるっと文章でも書いてみます。

1996年3月30日、上野駅にて。

地平15番ホームに到着した「夢空間北斗星」、牽引はEF81-98。

 

JR東日本尾久車両センター(旧・田端運転所)のEF81-98が24日から25日にかけ、EF81-139に牽引されて所属区から秋田総合車両センター(旧・土崎工場)へ配給輸送された。

98号機は配給時、区名札やナンバープレートが外されて、機番がチョーク書きされた姿であり、廃車になるものとみられている。同機は昨年2023年1月の団臨「カシオペア紀行」牽引中にトラブルを起こし自走不能となって以降、運用から遠ざかっていた。

 

ワタシ自身、今回の件があって同機を撮っていたかどうか調べてみて、最初は見つけ切れなかったもんで「撮ってなかったのかな・・・」と諦めかけていたんだが、そういえば上野で撮ってた・・・ということで、出てきたのが今回のカット。

28年前の1996年3月、札幌発の「夢空間北斗星」を青森から牽引して上野に到着した同機の姿。

「夢空間北斗星」は、1989年の横浜博覧会で展示され、その後本線運転に供された、豪華寝台車の試作車「夢空間」3両(展望ダイニングカー+ラウンジカー+デラックススリーパー)を連結した24系編成で運転されていた。

「夢空間」の3両は「北斗星」用24系との併結で、他にもいろいろな列車名で運転されているけども、この「夢空間北斗星」では機関車のHMが、金地に「夢空間」の文字が入った特別なマークになっていた。

 

ワタシにとって唯一となった98号機の撮影機会が、この「夢空間北斗星」牽引だったということに関しては、今となってはレアな巡り合わせだったと思うし、撮れててよかったと。

 

それにしても、東日本の電気機関車もこのところは続々と数を減らす一方で、寝台特急などでたくさん活躍していた時代を知っているワタシからすれば、本当に寂しく、厳しい現実だなと感じる。

 

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