2023年10月30日、自宅上空にて。
ZE641便でインチョンより飛来した、イースター航空のB737MAX8・HL8544。
10月29日からの冬スケジュールにて、イースター航空(ZE)が長らく運休していたICN-FUK路線を再開した。
いきなりダブルデイリーでの運航となっている。
写真は、30日のZE641便で飛来した、B38M・HL8544。
ZEは、日韓関係の冷え込みやコロナウイルス禍による需要の減退、一時取りざたされていたチェジュ航空(7C)への売却が破談となるなど、経営的に厳しい状況が続き、2021年には会社更生手続きを申請。今年ようやく新しいスポンサーのもとで運航を再開した。
同社は経営危機のもとで減らしていた機材の再増備も進めており、他社が導入キャンセルしたB38Mをリース導入したりしている。写真のHL8544も、ロシアのノルドスター航空(Y7)や、オーストラリアのボンザ航空(AB)がいったん導入を予定したもののキャンセルとなっていた機体を、ZEがリース導入したものらしい。
ICNやPUSなど韓国からのFUK路線は、既にコロナウイルス禍前を上回る規模まで増便が進んでいる。隣国でもあるし、こうして旺盛な往来が生まれるのは当然といえば当然なのだろうと思うけども。
ZEでも、安定的に運航できるようであればさらなる増便も検討するようだし、今後どこまでトラフィックが増えるのか、注目して見ていきたい。
【参考】
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