2022年11月3日、佐世保駅にて。
疎開留置されていた783系CM5編成4連。
昨年2022年9月のダイヤ改正で運用を離脱し、佐世保駅で疎開留置されていた783系CM5編成4連だが、DD200-701の牽引で2日に早岐→南福岡、4日に南福岡→門司港→西小倉の経路で配給輸送となり、小倉総合車両センターへ入場した。
CM5編成は、疎開留置先の佐世保から5月25日に南福岡への配給輸送を施行することになっていたが、早岐まで来たところで車両不具合のため打ち切りとなっていた。
今回持ってきた写真は、昨年11月に佐世保へ行った際に撮影していた、疎開留置中の同編成の姿。
手歯止めが噛ませてあるだけでなく、「側引戸鎖錠中」の張り紙がされており、もう動かないんだな、と思わせるには十分だった。
手歯止めも・・・。 https://t.co/XQsd7zZ57u pic.twitter.com/3ghOwDgpz5
— 遠森一郎 (@tohmori_train) November 3, 2022
CM5編成のうち、クロハ782-5+モハ783-107+クモハ783-7の3両は1988年3月にCM14編成3連(当時)として南福岡電車区(当時)に新製配置されていた。2000年ダイヤ改正での「ハウステンボス・みどり」への783系投入を機に、サハ783-5を含むCM5編成4連として組成され、一時5連化されたりもしたが、結局最後はクロハ782-5+サハ783-5+モハ783-107+クモハ783-7の4連の状態だった。
5連化された時期に、「かもめ・ハウステンボス・みどり」13連の先頭として走っている同編成を撮影していたのを思い出した。
先日、小倉総合車両センターへ廃回となった783系CM5編成。かつて5連となっていた同編成が、13連の「かもめ・ハウステンボス・みどり」の先頭で走る姿を撮影していた。2005年12月31日、原田にて。 pic.twitter.com/PaBq9dApFU
— 遠森一郎 (@tohmori_train) July 7, 2023
西九州新幹線の部分開業時に運用を失った783系は他にもおり、CM3+CM33編成の計8両が現在、大分車両センターへ疎開となっている。それらの編成の動向も気になるところだけどね。
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