2016年1月10日、鹿児島本線箱崎~千早間にて。
大牟田発北九州貨物ターミナル行き高速貨1152列車の先頭に立つ、EF81-716。(再掲写真)
先月門司機関区構内で解体された、4両のEF81についての第3弾。
第2弾は↓。
EF81-716は、元車号EF81-116として、1974年に落成し、敦賀第二機関区に新製配置された。その後、富山へ移った同機はJR貨物に承継され、長らく日本海縦貫線の貨物輸送に従事していた。2012年には、運転状況記録装置の搭載を受けた車両との区別をつけるために車号が+600となり、EF81-716に改番されている。
そんな同機が、JR東日本から富山へ転入したEF510形500番台に押し出される形で、2014年に門司機関区へ転入となり、富山時代の更新帯を纏ったまま九州での貨物牽引を担うことになった。
今回持ってきた写真は↓の記事で使用したものの再掲で、小倉車両所での全般検査を終えた直後の美しい状態で、大牟田貨物の運用に入ったときの様子を捉えたもの。
結果的に、その2016年1月が同機の最後の全検となってしまった。
716号機も、昨年2022年5月に運用を離脱し、その後車籍を抹消されていた。
九州で富山更新色の81の走りを見られること自体、かつては想定外のことだったけど、結果的にこうして、九州内でこのカラーの活躍を見られたのは、鉄道趣味的にはありがたかったと思うね。
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