【久留米市大善寺町】「富松うなぎ屋」のセイロ蒸し特上を食す! | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

写真一枚から、ゆるっと文章でも書いてみます。

2022年7月10日、久留米市大善寺町黒田「富松うなぎ屋」黒田本店にて。

セイロ蒸し(特上、3460円・税込)。

 

先日、久々に「くじ引きで巡る福岡県72市区町村チャレンジ」を再開した。今回が10日めということになった。

初っ端に、同行の小6娘がくじを引くと、久留米市が出た。

久留米市というと、平成の大合併でかなり東西に長い市域になっている。もともと久留米というところは「グルメ市」ともあだ名される通り、おいしいものがたくさんある土地柄。

そんな広い久留米市だけど、ワタシ自身、くじで久留米市が出たら行きたいなぁと思っていたお店があったんで、今回は迷わずそのお店へ。

それが・・・。

大善寺町にある「富松うなぎ屋」黒田本店。

「富松うなぎ屋」は、昭和初頭期に開業、創業80年を超える老舗のうなぎ料理店。筑後川の支流・広川沿いにあるのが、今回訪ねた黒田本店、もう1軒、荒木にもお店がある。

開店が10時で、ワタシたちが到着したのが10時15分少し過ぎだったんだけど、既にお店の入り口には席への案内を待つお客さんがけっこういた。鰻を焼いた煙が、店外にもうもうと漂っていた。これが実にいい香りなんだよねぇ。

受付機で番号札を取り、呼ばれるのを待つことに。なお、このお店は席の予約は受け付けておらず、すべて来店順の案内になるという。ピーク時間帯には2~3時間待ちもざらのようだ。

 

やがて、2階の席へ案内された。座敷とテーブルの席があるが、ワタシたちはテーブル席へ。

このお店は、やはりセイロ蒸しが一番の名物。あとは、鰻料理とともに鯉のアライ(560円・税込)を注文するお客さんも多い。セイロ蒸しは並(2450円・税込)と、特上(3460円・税込)の2種類があるので、ワタシは特上、娘は並を注文。

セイロ蒸しを待つ間に、席には鰻の骨せんべいがサービスで出された。骨を唐揚げにしたものに塩が振ってある。程よくパリパリの食感でなかなかいける。本当は日本酒と合わせるのがいいんだろうけど、あいにくクルマで来てたもんでね。(笑)

 

しばし待って、出されたセイロ蒸しが写真の品。

まず容器のセイロ、並だと木の地色のものなんだが、特上の方は漆塗りされた濃い色のセイロで出される。中身のほうは、特上だと鰻の量が違い、下のご飯の中にも刻まれた身が入っている。

肝吸い、酢の物、香の物がついているが、特上はさらに野菜のサラダがついて1皿多くなる。

さっそく、セイロの蓋をとってみる。うわ~焼けた鰻から漂う香ばしい香りと、濃厚なタレの香りが一気に押し寄せる。これはたまんないよねぇ。

鰻の身は、本当にふっくらとした仕上がり。捌いたばかりの身ののった鰻を使用しており、それをさっぱり素焼きで仕上げてあるとのこと。脂が落ちてしまわない程度に仕上げてあるのは、さすがだなと。

タレは濃厚なんだけどくどさは感じない。創業から継ぎ足しを繰り返して十分に寝かせ、鰻の旨みがしみ込んで熟成されたタレというのは、やはり深みが違うね。

上に載った錦糸玉子も、ふわふわの食感ながら箸でつかんでも崩れずしっかりした仕上がり。手を抜いていないなということが分かる。

 

これまで食べてきたものとはまた違う、鰻のセイロ蒸し、脂ののった上質のものを堪能することができた。

以前から、このあたりには「城島酒蔵びらき」の際に何度も訪ねている。人気のあるうなぎ屋さんであることも知っていたので、いつか食べてみたいと思っていたんだけど、今回はその念願が叶って本当によかった。

 

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富松うなぎ屋 黒田本店うなぎ / 大善寺駅
昼総合点★★★★ 4.5