JA773Jが離日。 | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

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鉄道、飛行機、おいしいもの・・・1枚の写真から、ゆるっと文章を書いています。

2011年6月15日、福岡空港にて。
国内線側で並ぶ、JALのB777-200・JA773Jと、ANAのB767-300・JA602A。(再掲写真)
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JALの国内線用B772・JA773Jが、ストア先のOKAから16日にJL4102便でNGOへ、そこから同日のうちにJL8132便としてHNLへフェリー。さらに、日本時間の昨日19日夜にHNLを発ってVCVへとフェリーされた。
 
JA773Jは2007年5月の登録機。もともと、JALの国内線用B772はさらに増備が続くはずだったが、経営悪化を受けた発注キャンセルにより、結果として同機が最後の受領機ということになった。
同機は、2月21日のJL915便(HND→OKA)に運用されたあと、PW4000シリーズのエンジントラブルを受けた飛行停止措置により、OKAから動けなくなっていた。ご存知のとおり、JALでは同シリーズエンジンを搭載した国内線用のB772・B773全機を、2020年度内に退役させる措置をとったため、同機もそのまま退役となり、飛行停止の解除を待つ状態となっていた。
今回、国交省航空局が14日に、乗客を乗せないフェリー便に限り飛行停止を解除する措置をとったことを受け、同機も売却フェリーが可能となった。
 

今回掲載する写真は、↓の記事のときのもの。

この記事の写真は今から10年前、B763・JA602A「モヒカンジェット」と、アーク塗装のJA773JがFUKで並んだときのカット。奇しくも、JA602Aもつい最近退役し、売却フェリーでアメリカ本土へ渡ったが、そんな2機をワンカットに収めていた。

同機といえば、直近の東京オリ・パラ特別塗装機としての姿を思い浮かべる方が多いと思うが、ワタシとしては、JALの国内線ボーイング777のなかで、最後までアーク塗装を保った機体としてのイメージが強い。

 

4年前には一度、FUK→HNDで同機に搭乗したこともあった。

そんなこともあって、思い入れのある機体だったんだけど、まさかこういう形でサヨナラになってしまうとは、コロナウイルス禍以前には考えたこともなかった。

 

今回、フェリー便に限り飛行停止解除となったことで、既に退役しているJALの国内線用ボーイング777では、売却の動きが加速していくものと思われる。

後継のA359は既に14機めとなるJA14XJもデリバリー済み。あっという間の世代交代ということになってしまったね。

 

【追記】2022.1.14

JA773Jだけど、日本での登録を抹消されて「N808KW」というレジに変更されたうえ、現地時間の2022年1月13日にVCV→MHVをフェリーされたようだ。同機は、これまでもJALのボーイング777退役機を扱っている「Jet Midwest」が買い取った様子。MHVへ送られてそこでどうなるか・・・。

 

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