2016年10月19日、若松駅前・久岐の浜広場にて。
SL・9600形19633。
先日、若松に行った際に、この機関車の様子が気になったので見に行ってきた。
9600形19633。9600形の134号機にあたる機関車。
製造は1917年。1973年に若松機関区を最後に引退するまでに、地球を約70周する距離を走ったとのこと。いったんは若松区内の白山一丁目公園に置かれたが、その後、若松機関区跡地である現在地に移転してきたと、案内板に書かれていた。
前回、15年前にこの機関車の写真を撮っていたが、そのときもテンダに錆から来る穴が開いていた。ただ、外板はまだまだいい状態だった。
それが、今回は写真のような有様。全体にすっかり錆がまわり、前照灯の筺体は失われてしまった。危険な状態という判断なのだろう、機関車の周囲はフェンスで囲われていた。
先だって、志免町の公園で解体寸前だった29612が、美しい姿になって豊後森にいるのを見ているだけに、この19633の荒廃ぶりが余計に気になるというかね・・・。
https://railroad.blogmura.com/ にほんブログ村 鉄道ブログへ