くま川鉄道の気動車・KT-311。
かつてのＪＲ九州湯前線を引き継いで営業している、第三セクター・くま川鉄道。
現在保有している気動車の更新を行うため、新車の導入に踏み切る。来週には、3両の新造車が新潟トランシスを出場する予定になっているようだ。
そのくま川鉄道に、ＪＲ九州から譲渡された気動車があったことを、九州の鉄道ファンならご存知だろう。
KT-311。ＪＲ九州所属時はキハ31-20を名乗っていた車両。
2004年3月まで、朝のラッシュ時にＪＲ九州の気動車（急行「くまがわ」で運用されていたキハ58・65）がくま川鉄道の運用に入っていた。その乗り入れがなくなった際に、このKT-311が輸送力確保のためにＪＲ九州から譲渡された。
同車は昨年廃車となり解体されたとのこと。キハ31としては廃車第一号に。
国鉄分割民営化の時期に製造されたキハ31も、もう25年以上が経過している。ただＪＲでは、もっと古い車両がまだ活躍しているのでねぇ・・・。
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