2011年12月24日、鹿児島本線博多駅にて。
発車を待つ、長崎行き臨時特急「かもめ95号」、787系BM1編成(2両増結)。
3月12日の九州新幹線全線開業に伴い、「リレーつばめ」の運用がなくなった787系。
南福岡車両区に残った「リレーつばめ」用7両編成12本は、3月12日のダイヤ改正前後にサハ1両を抜かれた6両編成とされ、その後は「かもめ」「きらめき」「にちりん」「かいおう」などの運用をこなしている。
その、編成から抜かれたサハ車が活躍するのが、多客期。
これまでゴールデンウイークや旧盆の多客期に、6両編成にサハ2両を組み込んで8両化した編成が「かもめ」を中心に運用されたが、年末年始の多客期を前に、その2両増結が始まっている。
写真の臨時「かもめ95号」、787系BM1編成に、サハ787-106・117を増結した8両編成での運転となっていた。
編成から外れているサハ787形(100番台)は12両あるので、単純計算でいけば、南福岡車両区に所属する787系6両編成14本のうち6本を、8両編成に増結することが可能だ。
ワタシにとっては787系といえば、かつての特急「つばめ」で見られた9両編成のイメージがいまだに強いんで、それに近い8両編成は、しっくりくる、っていうかね。
【動画】