2011年6月1日、山陽本線小月～埴生間にて。
山陽本線（新山口～下関間）電化50周年記念列車、EF65-1128＋12系客車5両。
きょうは、ＪＲ西日本から発表されていた、上記のイベント列車の運行が行われたので、朝から撮りに出かけていた。
参考 → ＪＲ西日本のプレスリリース http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175310_799.html
新山口発下関行きの下りが、DD51重連＋「ＳＬやまぐち号」用レトロ客車5両。
下関発新山口行きの上りが、EF65＋12系客車5両。
列車に充当される車両は上記のように案内されていたんで、やはり人気はディーゼル機関車重連牽引となる下り列車のほうに集中したみたい。有名撮影地の小野田～厚狭間のS字カーブのポイント、通称「オノアサ」には、下り列車狙いの撮影者が50人近く集まったように聞いている。
一方で、上り列車の撮影は、いたってのんびりしたもの。
ワタシのいた上写真のポイントは、確かに鉄橋にガードレールのようなものがついていて車両の足回りが隠れるけど、午前中の列車が順光で撮れる有名なポイント。それでも、撮影者はワタシを含めて4人だった。
ワタシは三脚固定したコンデジで走行動画を撮影しながら、手持ちの一眼で上写真を撮影。他の撮影者はみな静止画狙いだったみたい。
EF65PFが青い客車を引っ張るこの列車を撮りながら、ワタシは頭の中で、そう、かつてのブルトレの姿を重ね合わせていた。
この区間を定期運行してた当時のブルトレはもちろん、午前中のこんな時間に、この場所を、この向きで走ってはいなかった。
けど、車両の色合いといい、EF65に取り付けられた円形のヘッドマーク（かつての「つばめ」をイメージしたマークだったけど）といい、なんとなく、往時のブルトレを思い出させるような姿だった。
思い出した懐かしい情景を脳裏に焼きつけながら、ワタシは撮影場所をあとにしたのだった。
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