負け戦のしんがりは大変です。大将に安全なところに逃げ延びてもらうために己は時間稼ぎをしないとならない。まあ死んでしまう確率の方が高いわけです。でも誰かがそれを引き受けなければいけない。
第二次大戦では、退きを引き受けられた神々は、広島県と、長崎県の神々たちですが、長いことその役目を引き受けられた神様、お宮さんはどこか考えていました。
広島の一宮は、宮島の厳島神社です。宗像三女神がお祀りされていますが。厳島神社は原爆で被災はしていません。広島県に落ちた原爆の近くに鎮座していたお宮さんは、爆心地から約200mの位置にあった広島護国神社で、社殿は爆風で跡形もなく倒壊しましたが,鳥居の1つと狛犬,石灯篭,幟立て等は倒壊を免れました。一般的に、神々の世界で起きたことは時を経て現象界、地上のこの世界にも反映されるので、やっぱり広島県で第二次大戦の退きの役をおおせつかった、神々、神社は、広島護国神社だと、あることで確信できました。それは、平成23年(2011年)の東日本大震災からです。
福島第一原子力発電所事故によりチェルノブイリ原子力発電所事故と同レベルと言われる最悪の放射性物質漏洩事故が起きました。福島県の各地は一瞬のうちに被爆地となってしまった。広島護国神社はそもそもは、広島招魂社といいましたが、そのはじめは水草霊社といって、戊辰戦争に従軍して亡くなった、広島藩の78柱の忠魂の霊を祀っていました。神としては広島県にお祀りされていますが、広島護国神社の筆頭祭神は高間省三命ですが、お墓は、福島県双葉町の自性院にあります。水草霊社に祀られた78柱の忠魂の霊の多くのお墓が福島県に近辺にあるということは、1945年8月6日広島に原爆が投下されて、広島護国神社が壊滅してしまったのですが、忠魂の霊として祀られ神となった方々の多くのお墓が、66年後の2011年3月11日以降、被曝しているからです。神の世界、霊界でおきたことが、時を経て、現象界、地上の世界で起こったということです。このことがわかってから、毎日の神拝には、広島護国神社を入れているのですが、靖国神社も入れています。全国の護国神社の神々は、靖国神社にお祀りされているからです。
日本の今の繁栄は、かつて第二次大戦で己を犠牲にして下さった人々その上に神々の存在あってのことに人はもっと思いを致さねばなりません。そこで、旧水草霊社の78柱の御神名をここに公開するものです。
広島招魂社 旧水草霊社 御祭神 現広島護国神社
御神名 享年
1 高間省三命 二十一 歳
2 川村常之進命 三十六 歳
3 菅野徳之助命 二十八 歳
4 山本他人輔命 二十二 歳
5 石井三藏命 三十六 歳
6 沖久米六命 三十七 歳
7 佐久間善太郎命 二十二 歳
8 池田太郎介命 三十四 歳
9 沼田秀之助命 四十五 歳
10 渡部他人之亟命 四十 歳
11 田部内藏之進命 二十六 歳
12 大村豊次郎命 十七 歳
13 川本久次郎命 二十九 歳
14 小笠原恕左衛門命 三十四歳
15 小清水初次郎命 二十三 歳
16 大川左源太命 二十八 歳
17 山縣林藏命 二十四 歳
18 神原朝之進命 二十六 歳
19 中村豊藏命 二十八 歳
20 友田織之亟命 二十二 歳
21 松下文藏命 二十一 歳
22 梶川五郎左衛門命二十六歳
23 松浦熊雄命 二十五 歳
24 日高砂藏命 三十一 歳
25 菅勝之助命 二十二 歳
26 佐々木藤三郎命 二十五 歳
27 岩本健之助命 二十四 歳
28 造賀善太郎命 二十 歳
29 財満兵藏命 二十三 歳
30 林熊太郎命 二十四 歳
31 宮原千代藏命 二十一 歳
32 藤川喜作命 二十 歳
33 木原徳三郎命 二十七 歳
34 永井淳藏命 二十七 歳
35 吉川逸平命 二十三 歳
36 築山進之助命 二十二 歳
37 大谷龜之助命 二十三 歳
38 木本義平命 十八 歳
39 檜垣助八命 二十六 歳
40 山持關之助命 十八 歳
41 竹信源助命 二十五 歳
42 小川伊之松命 十八 歳
43 影山佐兵衛命 三十五 歳
44 石垣新三郎命 二十三 歳
45 村上貞兵衛命 二十八 歳
46 田中佐太郎命 二十四 歳
47 早川武七郎命 二十七 歳
48 織田吾三郎命 三十六 歳
49 山原玉藏命 十九 歳
50 高崎熊藏命 二十一 歳
51 中村文左衛門命 二十五 歳
52 高橋四郎助命 二十二 歳
53 戸村左源太命 十八 歳
54 伊原喜三郎命 十九 歳
55 渡邊順藏命 十九 歳
56 手島才吉命 二十八 歳
57 川本四郎七命 三十八 歳
58 住田甚吉命 三十七 歳
59 坂本庄七命 四十一 歳
60 長尾鉄七命 三十一 歳
61 西山吉平命 二十 歳
62 戸田清藏命 二十二 歳
63 細川吉藏命 二十三 歳
64 夫卒 徳兵衛命 不詳 歳
65 夫卒 大兵衛命 不詳 歳
66 夫卒 彦助命 不詳 歳
67 夫卒 菊次郎命 不詳 歳
68 夫卒 善八命 不詳 歳
69 夫卒 新藏命 不詳 歳
70 夫卒 清左衛門命 不詳 歳
71 夫卒 増藏命 不詳 歳
72 夫卒 福松命 不詳 歳
73 夫卒 市藏命 不詳 歳
74 夫卒 熊五郎命 不詳 歳
75 夫卒 廣吉命 不詳 歳
76 夫卒 岩吉命 不詳 歳
77 夫卒 長吉命 不詳 歳
78 夫卒 八郎命 不詳 歳