21年度初公開授業として昨年末アナウンスがあって、結局、一旦中止の先に無観客配信という、2019年度卒業公演と同じパターンを取ったのですが、まあ見られてよかったです。
パソコンで見ていましたが、待っている間、新曲Thank you...がかかっています。Thank you...はいい曲なのですが、最後にkiss me againがこないとどうもいつものスイッチが入りません。
1.2限だけチケットをとっていたのですが、1限目、まさかの副会長の落語が不本意な出来で、MVPをゲット3限目も出る事になったので、それもみることに急遽2限の後に、チケットをとりました。
2限目、志ら乃先生から、落語の授業がツイッターのトレンドいりという話がありました。2限目は、1限目とは変わって、出来がよかったですね。愛桜ちゃん、落語というか、お芝居になっていましたよね。3コマ見たのは、今までの公開授業で初でしたが、生徒達の落語良かったけど、欲を言えばオチでも笑いをとって欲しかったかな。
やっぱり5年前の初代教育委員長は偉大だったとつくづく思いました。初公開授業が剣舞の授業2なのに、その前の落語の授業は見てないだろうって、そうなんですが、前にも書いたように、雲の上に上がっているのを聞いたので知っているのですよ。
私にとって落語の授業は初なのですが、前回のを雲の上で聞いていたこともあって、さまざまな思いの交差するものでした。今回初めての落語の授業で感じたことは、落語の話芸という本来のものとしてより、ある意味、演劇、コントの一部として楽しめたっていうことでした。やっぱり実際に見られるのはいいですね。落語を聞くというより、推しの生徒の顔笑っているすがたが見たいわけですから。まあ今回は、一押しの美空ちゃんと、落語に期待していた美樹ちゃんの出るこの1限にほとんどの興味が集中していたんですけど、美樹ちゃん初っ端いっちゃって、緊張なんだろうね、桜亭八木亭としての姿は影を潜め、単純に公開授業に挑む生徒になってしまっていました。きっと不本意だから、3時限目にリベンジさせるんだろうなって思っていたらやっぱりそうでした。一方美空ちゃんは、落語の楽しさに目覚めるというまさかの展開、何があるか分からないところ本当に面白いなって思います。

2限は、愛桜ちゃんが見たかったのですが、落語というより演劇感がつよくてこれもまた面白かったです。3限にもなると、みな先にやった生徒の配信をみているので、だんだんポイントをおさえて、面白くなりますね。声は大きく、アクションは大きくっていう感じ。よっぱらいの真似がそれぞれ個性があって面白いです。志ら乃先生の指導は、優しくてよかったですね。何か生徒たちにこれからの芸能活動において役に立つようなものを持って帰ってもらおうという心持ちあふれていました。その姿に、2018年度のあのさくら学院史上最大の激震が走った転入式を思い出していました。志ら乃先生も会場でみていたそうで、終演後、まさかのトーク委員長抜擢で涙に暮れた生徒に、渾身のアドバイスをしたそうで、それが有り難かったって、5代目トーク委員長がいってましたもんね。どんな言葉をかけてもらったのかは本人は言わなかったけど、だいたいどんな言葉をかけられたのかは知っているのです。何故かって?
2018年10月16日、新宿永谷ホールで、立川志ら乃先生、ゲストに森先生を招いてトークイベント、おしゃべり稽古4を開催しました。そこでその話がでたからです。まあわかるように、ゲストに森先生を招く時点で、お客さんの9割方はさくらの父兄です。若干1割のそうでない落語ファンの方のために、さくら学院の説明されていましたもんね。スリッパのことも話されていましたよ。志ら乃さん、このままだとトーク委員長、トラウマになるから、この役職人事を引きずらないで、トーク委員長に気持ちを切り替えて欲しいなって思ってアドバイスされたそうです。それが5代目トーク委員長の心に響いたんでしょうね。実は立川志ら乃さんの落語イベント行ったのはこれが初ではありません。2018年2月28日の不動院寄席〜志ら乃生誕祭〜が、初めて参加したイベントです。私は古神道なんで、普段はお寺さんにはあまり行かないのですが、この日は、六本木にあるお寺さん不動院に落語を聞きに夜いきました。なんで行ったのかって?
志ら乃さんの誕生日は2月24日です。多くのさくらの父兄の間では、6代目生徒会長の誕生日として記憶されている日です。志ら乃さんのブログだったかでも、颯良ちゃんの名前をあげていたので、
颯良ちゃんと同じ誕生日なんだっていう思いもあって、落語の授業の講師であることも知っていたので、参加してみました。2限でやった初天神はこの時初めて聞きました。古典落語は本で読んはいたのですが、実際の落語を聞きに行ったのは初めてだったのですが、落語って3段構成なんだってわかりました。初めに、昨今の流行りの話題から入ってそれで笑いをとったりした後、本題というか落語に入ります。みんなに泣き笑いさせたあと、最後におちが来るという感じでした。まあ専門用語もあるみたいですが。私は別に落語のファンなのではないので。あともう一回だけ志ら乃さんの落語を見に行ったことがあります。
2019年5月22日の、志らく・志ら乃親子会IN志らく一門会というやつです。八王子の武蔵野公会堂でありました。私はしらなかったのですが、この時、志ら乃さんの師匠、志らくさんは、テレビのコメンテーターとして知られていて、この時期、何かお弟子さんが、ご自身が出演された演劇を観に来なかったかというので、前座に降格させたっていう話題が巷を賑わせた時だったらしく、志ら乃さんも初めにその話を持ってきていました。こっちは訳がわからなかったのですが、帰ってネットで調べて、ああそうだったのねって納得した次第でした。15年度の落語の授業で伝説が生まれ、講師の先生は16年度の会長と同じ誕生日で、18年度のトーク委員長に力を与え、20年度、落語の授業2で、副会長の落語を期待してという流れですね。それもこれも、全ては、15年度の落語の授業の1限のラストで初代教育委員長のやった反対俥が素晴らしかったからです。本当に伝説になっています。雲の上で実際のそれを聞いてなおさらその思い強くなりました。今回の落語の授業2、公開授業は、今年初だったということもあり、実際の会場に足を運べなかったのは残念でしたが、満足のいくものでした。但し当初期待していた2代目副会長の、初代教育委員長超えは、全く叶いませんでしたね。初代教育委員長がいかに偉大だったか再確認できたこの公開授業でした。初代教育委員長の落語反対俥は、音声を聞いていただけだけど、音声だけでも抜群にうまかった。折った手ぬぐいを半分にして、焼き芋に見立てるっていうのを今回もレクチャーしていたけど、あれを聞いて自身の落語の中にいれてきたりと初代教育委員長は、本当に凄かった。講師の話を漏らすことなく聞いて、何よりどうやって父兄を楽しませようかって考えて話を組み立てていた。今回音声だけでなく映像込みで落語の授業はこんなにも面白くなるのかっていうのがわかりました。その意味でも、5年前の落語の授業実際に見てみたかったなあってつくづく思われたことでした。
今日の4コマ漫画の授業は3限だけチケットをとったので夕方から楽しみにしています。