学院祭をはじめてみたのは、16年度です。アミュモバに入って初めて取ったチケットです。はじめ2016年11月12日の初日1日だけ申し込んで、ビギナーズラックで、S席が当たりました。喜んだのも束の間、1日だと片手落ちで2日共見た方が良いという話をきいて、一般で、2日目を申し込みました。後から2列めのGの23列でしたが、チケットは取れました。初日は、8列目でみれて本当にラッキーでした。ただ残念なことにライブの感想の記憶がほとんど残ってなくて、私の頭には、日髙麻鈴ちゃんを見て、まだ子供なんだ、おさない顔だったことに衝撃を受けたっていう記憶だけが大きくあるんだけど、ステージが始まる前のことに記憶の中でなっているので、記憶の蓄積のされ方が、おかしいんだろうね。まあ人の記憶なんてそういうもの、第七識で自分色に染めてから、第八識に貯蔵するなんて仏教の方ではいうみたいだし。
17年度になって、大きな変化がありました。応援団に入りました。アミュモバでは、もうチケットが取れなくなってきたと感じたからです。応援団でも17年度学院祭は、17年11月18日初日だけが当たりました。まあ1日だけでも見れたのでよかったのですが、17年11月20日の第20回、FRESH!マンデーさくら学院学院祭、後夜祭SPの回で、声の枯れた森先生から、学院祭2日目のサクラデミー女優賞は誰だで、ミラクルが起きたという話、一体何が起きたんだろう。そわそわしながら行った、23日のライブビューイング。2人の学院卒業後の進路決定に大きな意味を持ったのではないかと思える、台本度外視の乱入と、絶妙なあの最後のひとことは、本当にミラクルでした。
ライブビューイング、ビデオでは、経験できない実際にその場にいた空気感、突然乱入し「私のことも見てください」と言って桃太郎の手をとった時のどよめき、「パンプキンは黙ってて」と桃太郎に言い放ったあの時のどよめき、ああ、実際に見たかったな。19年度も、初日だけ当たりました。18年度は1日だけだったから当たらなかったし。17年度は、2日目を是非見たかったと今でも思います。ライブビューイングで初めて見て、そして学院祭ビデオで何度も繰り返し見ましたが、本当にライブで見たかった。サクラデミー女優賞は誰だのウィニング小芝居を生で見たかった。さくら学院は、かつてのロガールにしろ、学院祭の寸劇にしろ、ある意味台本通りに進行しているけど、17年度の2日目のサクラデミー女優賞はだれだの、ウィニング小芝居は、まさに台本度外視のガチバトルみたいで、あの2人のお芝居能力の高さがよくわかるものでした。
アドリブで乱入した日髙さんに、普通なら、想定外に驚いてグダグダになりそうな中 パンプキンは黙っててで、うまく納めてみせた新谷さんのあの会心の一言、どちらも実に素晴らしかったですね。あれがあったから、学院祭ビデオが13年度から4年ぶりに作られ、そして、これ以降毎年作られるきっかけだったと思っています。17年度のサクラデミー女優賞は誰だのウィニング小芝居で見せた2人の女優の卵としてのキラメキの片鱗、実際に彼女たちの初キャリアとしての、さよならくちびるにもあの時のそのままが投影されているのが本当にすごいところで。
2019年3月30日の卒業公演を翌日に控えた金曜の夜映画館にさよならくちびるのムビチケを買いに行きました。
近くの映画館で見た時は、あまりお客さんはいっていなかったけど、6月5日、TOHOシネマズ日比谷の18時15分からの上映は、監督と2人の舞台挨拶があるから、さながらさくらのライブビューイング会場状態でしたね。卒業してまだ3ヶ月の時だったけど、制服でない姿は眩しかった。あの時、監督の口からいろいろなエピソードが聞けました。日髙さんが台本度外視で突然歌いはじめたのに、驚きもせずそのまま受け入れて演技を続けた新谷さんの包容力。そしてその台本度外視を受入れた塩田監督。さよならくちびるのビデオの未公開シーンの中に、その日髙さん渾身のアドリブ部分が収められていて、本当に必見です。セブンネットでセブンイレブン受け取りでお求めになるのが4224円と一番リーズナブルでいいですよ。ちなみに私がレビューしてます(笑)

まあ、学院祭初日しか当たらなくなったけど、2日目をライブビューイングしてそれで、見られれば、文句はないんだけど、ああいうミラクルが起きるのでね、現場で見たいっていうのが本当のところです。