2015年の初演から、5年間続いた、中尾ミエさん主演・プロデュースのオリジナルミュージカル「ザ・デイサービス・ショウ ~It's Only Rock'n Roll~」が、先週グランドフィナーレを迎え、5年の幕をおろしました。
5年の間に訪れた地・全国58ヶ所
総公演数・86ステージ
北海道から沖縄まで、全国各地で本当にたくさんのお客様にご覧頂きました。
いつもtohkoを応援頂いているファンの皆様にも、各地足をお運び頂き、たくさんの応援を頂きまして、本当に本当にありがとうございました
そして、共演者の皆様、支えてくださったスタッフの皆様、全国各地の公演先でお世話になりました現地の実行委員の皆様へ、改めまして、心より御礼申し上げます。
オリーブという役を頂き、大先輩の皆様の中に入れて頂き、
学ぶことがたくさんで、こんな経験はもう二度とできないだろうというぐらい、人生においてかけがえのない財産・宝物となりました。未熟な私に皆さん温かく接して頂き、可愛がってくださり、とても楽しい5年間でした。
終演後は毎公演、物販ブースに立ちましたが、観終わったばかりのお客様たちが、皆様笑顔で「本当に楽しかった!」とお声をかけてくださり、その度に大変嬉しかったのも素敵な思い出です
中尾ミエさん主演・プロデュースの介護をテーマとした作品シリーズとしては、前作ミュージカル「ヘルパーズ!」(2008年〜2013年)から出演させて頂いていたので、ミエさんプロデュース作品に10年以上も関わらせて頂き、心より感謝の想いでいっぱいです
中尾ミエさん、作・音楽の山口健一郎さん、演出の本間憲一さん、ずっとご一緒させて頂けて、本当にありがとうございました
またいつかご一緒できますよう、精進いたします
舞台(役者)のお仕事は、一つの作品が終われば、そのカンパニーも解散となります。そして、また次の作品が決まれば、また新たな出会いがあり、終われば解散となる。出会いと別れを繰り返しながら、経験を積み、学び、磨き、強さとなっていく。
デイサービスショウ で共演させて頂いた大ベテランの皆さんはこのような経験を数えきれないくらい繰り返してこられたのだなあ、と近くで拝見していつも感じておりました。
そして長く舞台に現役で立ち続けていられるのは、若い頃からの努力の賜物なのだと、気づかされました。
70代、80代で背筋をピンと伸ばし、プロとして舞台に立ち、役を演じ、歌をうたい、楽器まで演奏する・・・果たして自分がその歳になった時に、できるだろうか??
そのためには、今頑張らないと、今楽をしてはいけないと、痛感しました。
80代のかしまし娘・正司花江さんは、普段から歩くのがとても速いのです!私追いつかないくらいです(*^^*)
自分のことは何でも自分でされます。甘えないのです。
お話を伺ったら、30代の頃からとにかく歩くようにしていると、ツアー先でも朝起きたらいつもお散歩をされてました。だから足腰がとても強いのですね。
見習って、私もまずは歩くようになりました(^0^)
まだまだ、書ききれないほど、思い出話は尽きませんし、皆さんの背中を見て学んだことたくさんありますが、ご一緒させて頂いた貴重な時間を今後の糧にしていけたらと、それは芸能だけに留まらず、人生という意味において、そう感じています。
私自身、これから先、また新しい作品と出会っていけるよう、少しでも長く舞台に立っていることができるよう、今を頑張っていかなくては!と心新たに張り切っております
次は12月のレビューショー公演に出演させて頂きます
感謝して頑張ります
それから年明け早々、スペシャルなライブのお知らせも
告知OKになりましたらまたお知らせします!
ぜひ観にいらしてくださいね
「ザ・デイサービス・ショウ 」の舞台セット
物語後半、バンドの場面のセットです。
私演じたオリーブがいつも弾いていたピアノ
物語冒頭「ふるさと」の伴奏は毎回とても緊張しました
ミエさん演じる矢沢マリ子さんが登場して最初に歌われる曲でもあったので、5年間手が震えました(*^^*)
座長・プロデューサー
矢沢マリ子役の中尾ミエさんと
作・音楽の山口健一郎さんと
演出・振付の本間憲一さんと
ジョー役の尾藤イサオさんと
テリー役の光枝明彦さんと
マーシャル役のモト冬樹さんと
リンダ役の正司花江さん、ナタリー役の初風諄さん、マドンナ役の北村岳子さんと
坂本(トメ吉)役の土屋シオンさんと
岐阜での打ち上げで、北村岳子さんと嬉しきボーダーかぶり
この真っ赤なトラックが、公演に必要なものすべてを乗せて運んでくれました!北は北海道から南は沖縄まで、奄美大島や種子島にも行きました。総距離数すごい数字になるかと思います!運転をしてくださったスタッフさん、ありがとうございました!!初めての公演地を訪れる度、先に到着しているこの真っ赤なトラックを会場横に見つけると、「やっと着いたー(≧∇≦)」といつも安堵したものです(o^^o)
またいつの日かご一緒できますよう・・・
歌手として、舞台役者として、人として、成長できるよう精進いたします
5年間、本当に本当にありがとうございました