ナイトありがとう1


一昨日の土曜日、愛犬ナイト(チワワの雄)が天国へ旅立ちました。
16歳でした。


私が1998年にデビューしてすぐに飼い始めたので、tohkoとしての歩みはナイトと共にあったと言っても過言ではありません。

ファンの皆さまにも、昔からよくナイトの話をさせて頂いたり、当時のファンクラブ会報誌や、ブログを始めてからも度々登場していたので、「ナイト君は元気ですか?」など、声をかけて頂くことも多く、皆さまにも愛して頂き、本当にありがとうございました。


昨年2月に腎不全で余命二週間を宣告され、何とか治療法がないものかと、輸液をしてもらったりしていたら、元気を取り戻し、食欲も戻り、大好きな散歩もできるようになって、そこから、一年以上も頑張って生きてくれました。 奇跡が起きたと家族で本当に喜びました。
12月には、ブログで16歳になったご報告もできました。

このまま少しでも一緒にいられる時間が続くかと思っていたのですが、先週始め頃から突然食欲が全く無くなり、そこから一週間も経たない内に、逝ってしまいました。
東京で桜が開花した日でした。


最期、私が駆けつけると、もうとてもそんな状況ではなかったはずなのに、頑張って立って見せてくれました。
そしておトイレまで自分で歩いていき、本当はもう動くのも辛い状況だったと思うのですが、よろめきながらもトイレまで歩いていって、最後の最後まで、絶対にその場ではしなかった。

その直後でした、大きな痙攣が始まり・・・
時間にして、私が到着後、2分も経たない間の出来事でした。

それから数時間後、天国へ旅立ってしまいました。
大好きなママと、私、妹、姪っ子に看取られました。


飼い主のエゴかもしれませんが、待っていてくれたのでは、、と思ってなりません。

その日は、たまたま家族全員がいた日でした。


最後に立って見せてくれたり、おしっこもおトイレまで行ってみせる、その凄まじい精神力、健気な姿が目に焼き付いていて、思い返す度に今も涙が止まりません。
小さな体で最後まで強く頑張ったね。


余命を言われてから、いや、ペットを飼う以上、いつかは来るお別れに覚悟はしていたつもりですが、やはり辛くて悲しいものですね。

ものを言えないから、どうしてほしいか、どこが辛いのか、状況を見てしか判断がつかず、苦しみに一人でじっと耐えている姿をたださすりながら、声を掛けながら、見ていることしかできずで・・・

可愛がるときだけ可愛がり、お留守番ばかりさせて、一人にさせちゃうことが多くて、とてもいい飼い主では無かったと、今更ながら悔やまれる日々です。 ナイト、ごめんね、ごめんなさい。

こんな飼い主に、最期まで心配させないよう、気丈に振る舞い、本当にいい子で、「ありがとう」という言葉しか見当たりません。


翌日、ペット霊園にて、供養して頂き、今は小さなお骨になって家に帰ってきました。
火葬のとき、亡骸の隣には、私の最初のベストアルバムのジャケット写真、ナイトと一緒に写っている大好きな写真を置きました。


ナイトありがとう2



ナイトという名前は、騎士の“ナイト”から名付けました。
その名の通り、小さな体で私たち家族をいつも守ってくれた16年でした。


長くなりましたが、最後に、ナイトが小さいときから、いつも私が掛けていた言葉を書かせて下さい。

ナイちゃん大好き
ナイちゃんはえらいね
ナイちゃんはいい子だね
ナイちゃん可愛いね


ナイトありがとう4



ナイト、本当に本当にどうもありがとう。
今頃、天国でいっぱい走ってるかな。




ナイトありがとう3