やっぱり亀が好き 番外編 その9 適応力
環境への適応力は、ベビーの方が高いように思います。(環境はあくまで適正な範囲での話ですが)
ダイヤモンドバックテラピンを4年に渡って繁殖していますが、CB個体は汽水にしなくても大きな問題は起きていません。うちでは、年に数回塩による刺激は与えていますが。
ダイヤモンドバックテラピンに限らず、成体の方が体力はありますが環境への適応力は低い気がします。幼体は体力の面では弱さがありますが環境への適応力は高いようです。
同じ環境(飼育環境、自然界)で、長い時間が経過した個体は、その環境から逸脱した環境になると、調子を崩すことがあります。まぁ、崩さない個体がいるのも事実ですが。
ついつい亜成体から成体を迎える時は、大きさに油断してしまうこともあります。逆に幼体は心配のあまり、いろいろと確認し、その準備をしているってこともあるのかもしれません。
環境と同時に考えて欲しいのは、「餌」です。配合飼料や乾燥エビ、生き餌は、あまり気にしないで良いですが。内臓系の肉類やピンクマウスです。特に成体サイズの個体には注意が必要です。経験した食性と異なるものを急に与えると消化できない場合があり、体調を崩すことがあります。購入時には、何を食べていたか必ず確認する事が必要だと思います。
新規に迎える生体は、どんなサイズであろうと細心の注意をして準備して迎えたいものですね。