やっぱり亀が好き 番外編 その8 即戦力 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
※ブログの画像は転載禁止

やっぱり亀が好き 番外編 その8 即戦力


時々耳にする「即戦力」。これは繁殖に直ぐに使えますよって意味だと思うのですが、果たしてそうでしょうか?

 

即戦力ってことは、それなりに成長したアダルト個体になります。「飼いこみ」または「WC」個体になります。

 

アダルトは、ある環境で長年成長した個体になります。なので、「癖」を持っていることもあります。

 

例えば、「食べ物の好み」、「水質」、「1年の変化(水温、水深、水質、気温等)」、「日光浴の当たり具合」等です。異なった環境に移された個体は、どのような反応をするでしょうか?

 

生き物には、「環境への適応力」というものを備えています。その生息する場所の特長に慣れるって力です。食べ物から水質、1年の変化まで、その環境に適応した個体って事になります。

 

では、自分の飼育環境に移したらどうなるか?

 

これは私の考えですが、実はアダルト個体の方が環境への適用力は低いような気がします。ダイヤモンドバックテラピンで言えば、CB個体なら真水で飼育可能ですが、アダルトWC個体の場合は、かなり苦労しました。餌付けから甲羅のトラブルまで様々な事が起こりました。

 

身体の大きさから、直ぐにでも産卵するかなって期待をしていましたが、そろそろ6年?ぐらい経過しても、産卵の気配もありません。雄との相性の問題もあるかもしれませんが。同時期にベビーで購入して育成した個体は、産卵も経験しているのですが。

 

「いやいや、そんな事ないよ。 前に購入した雌のWCのアダルト個体は、直ぐに産卵したよ」って話も事実としてありますが、WC時代に抱卵していて、新しい環境に適応してないけど、お腹の中の卵を排出したって感じが、本当なのかもしれません。(2クラッチ、次の年は産卵しない事が多いようです)

 

アダルト個体は、それなりに苦労することもあるって認識をしておくことが必要なのかもしれません。