ミズカメの水温上昇対策(室内環境) | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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そろそろ梅雨真っ只中に突入です。湿度があがり蒸した感じになります。


水道からの水はまだ20℃程度、水替え後は25℃設定のヒーターが稼働しますが、一度あがればヒーターはあまり動いてないようです。


飼育環境を室内に設置されている場合、だれもいない時間帯は室温と湿度が上昇し、蒸れた環境になります。(24時間エアコンが入れられればいいですが)


帰宅した時に飼育場へ行くと、ムアっとした空気になっていませんか?


湿度が高い環境と蒸れた環境は違います。蒸れた環境は簡単に言えば空気が淀んでいる環境、同じ室温湿度でも風を感じるかで大きく体感が変わってきます。


暑さ蒸れ対策には、エアコンが一番有効ですが、24時間つけっぱなしにはなかなかできません。


そこで有効なのが、昔ながらの扇風機です。飼育環境の周りの空気を動かすことで淀みを解消できます。


そして水温上昇を抑えるには、小型ファン(熱帯魚屋で売ってます)が思いのほか有効です。


これは水面に直接風を当てることで、水が蒸発する気化熱(蒸発するときに周りの温度を奪います)を利用して水温を下げます。


環境にもよりますが、2℃から4℃ぐらい水温を下げます。(水槽用クーラーって手段もありますが、機器が高額で電気代も…)


気化熱って原理が理解できれば、熱帯魚屋で売ってる専用ファンでなく、小型扇風機でも同じ効果を得られますが、取付方法に一工夫が必要です。


梅雨の蒸し暑さをやり過ごし、来る真夏の暑さ対策のために、扇風機や小型ファン、もしくはエアコンなどの方法をしっかり考え、試してみる時期なのかもしれませんね。