そろそろ梅雨真っ只中に突入です。湿度があがり蒸した感じになります。
水道からの水はまだ20℃程度、水替え後は25℃設定のヒーターが稼働しますが、一度あがればヒーターはあまり動いてないようです。
飼育環境を室内に設置されている場合、だれもいない時間帯は室温と湿度が上昇し、蒸れた環境になります。(24時間エアコンが入れられればいいですが)
帰宅した時に飼育場へ行くと、ムアっとした空気になっていませんか?
湿度が高い環境と蒸れた環境は違います。蒸れた環境は簡単に言えば空気が淀んでいる環境、同じ室温湿度でも風を感じるかで大きく体感が変わってきます。
暑さ蒸れ対策には、エアコンが一番有効ですが、24時間つけっぱなしにはなかなかできません。
そこで有効なのが、昔ながらの扇風機です。飼育環境の周りの空気を動かすことで淀みを解消できます。
そして水温上昇を抑えるには、小型ファン(熱帯魚屋で売ってます)が思いのほか有効です。
これは水面に直接風を当てることで、水が蒸発する気化熱(蒸発するときに周りの温度を奪います)を利用して水温を下げます。
環境にもよりますが、2℃から4℃ぐらい水温を下げます。(水槽用クーラーって手段もありますが、機器が高額で電気代も…)
気化熱って原理が理解できれば、熱帯魚屋で売ってる専用ファンでなく、小型扇風機でも同じ効果を得られますが、取付方法に一工夫が必要です。
梅雨の蒸し暑さをやり過ごし、来る真夏の暑さ対策のために、扇風機や小型ファン、もしくはエアコンなどの方法をしっかり考え、試してみる時期なのかもしれませんね。