繁殖期 発情期 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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繁殖期丁度今の時期がその時期になります。


今回は「発情期」についてです。


発情期というと、オスの役割のように聞こえますが、メスにも発情期はあります。


メスとしては、オスの迎えいれる準備ができている状態。栄養状態健康状態が抱卵から産卵に耐えれる身体ができているってことになります。


この時に、オスと合わせると素直に交尾にいたることが多いようです。


さて次はオスの方です。オスは若くてもメスへのアプローチを行いますが、格好だけって場合もあります。


充分に性成熟して上手にできるオスなのか見極めるのも重要です。


オスメスともに発情のキッカケは、休眠後の水温気温上昇や日照時間の変化があります。


水深や水質の変化も重要な要素になるようです。


自然の世界を思い浮かべください。冬の低温期を耐えた生き物達は、日照時間の変化で季節の動きを知り、水温や気温上昇で活動を活発化します。


春になると上流での雪解け水等の影響で水深や水質も変わります。


また、春先にはいろいろな花も咲きます、意外に花を食します、多分花の中の蜜を摂取するためだと思います。(ハチミツ浴の理由)


もちろん飼育環境で自然環境を全て再現できません、ポイントを押さえ自分の飼育環境にあった工夫が必要になります。


メスとオスの同居別居も工夫のひとつかもしれません。普段はオスメスを別々にし交尾の期間は同居ってのも。このときは、メスの環境にオスを入れる方が良いようです。


水質や水深の変化は、同居後の刺激として、ちょっと乱暴ですが、個体を入れたまま行うのも良いかもしれません。


あの手この手を考え工夫して発情を誘うのが必要な時期かもしれないですね。