今日から11月です、朝の冷え込みもだんだんと厳しくなってきたかな。
温帯域に生息する爬虫類両生類には、繁殖を考えているなら、低温刺激の期間が必要と言われます。
ある期間通常の温度より下げて飼育することで、活性を下げて季節の移り変わりを認識させること。
やり方は、前回書いた冬眠と今回のクーリングです。
クーリングを行うなら室内飼育の方がやりやすいです。
水温を維持するヒーター類を入れずに気温の下がるままにします。
とはいえ、飼育環境を設置してる場所はさまざまですから、水温計を見て、朝・昼・夕方・夜の水温を知りましょう。
通常飼育時との温度差がどれくらいあるかが大事です。
2℃~3℃低いだけでも充分な場合もありますが、うちでは1月下旬までヒーターなしにしてます。
水温は、15℃ぐらいまでは下がります。
もちろん観察は怠りません、少しでも異常を感じたら、加温飼育へと戻します。
必要なことは、ある期間低温刺激を与えることで、活性を下げてやること。
カメの種類や飼育環境の設置場所などでも、水温の下げ幅や期間は変わります。
飼育している種類に合わせて目安を作り、観察することで修正を加えていけば良いと思います。
自分の持ってる・できり飼育環境で、どのようにやるのか考えて実施することが大事ですね。