カメの気持ち その252 低温刺激(クーリング) | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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今日から11月です、朝の冷え込みもだんだんと厳しくなってきたかな。


温帯域に生息する爬虫類両生類には、繁殖を考えているなら、低温刺激の期間が必要と言われます。


ある期間通常の温度より下げて飼育することで、活性を下げて季節の移り変わりを認識させること。


やり方は、前回書いた冬眠と今回のクーリングです。


クーリングを行うなら室内飼育の方がやりやすいです。


水温を維持するヒーター類を入れずに気温の下がるままにします。


とはいえ、飼育環境を設置してる場所はさまざまですから、水温計を見て、朝・昼・夕方・夜の水温を知りましょう。


通常飼育時との温度差がどれくらいあるかが大事です。


2℃~3℃低いだけでも充分な場合もありますが、うちでは1月下旬までヒーターなしにしてます。


水温は、15℃ぐらいまでは下がります。


もちろん観察は怠りません、少しでも異常を感じたら、加温飼育へと戻します。


必要なことは、ある期間低温刺激を与えることで、活性を下げてやること。


カメの種類や飼育環境の設置場所などでも、水温の下げ幅や期間は変わります。


飼育している種類に合わせて目安を作り、観察することで修正を加えていけば良いと思います。


自分の持ってる・できり飼育環境で、どのようにやるのか考えて実施することが大事ですね。