※過去の画像より
今の時期は、朝の冷え込みもなくなり、朝方の気温が20℃を超えてることも少なくありません。(東京)
室内加温飼育環境の餌喰いは変わらず食べていますが、外(外気温任せ)の飼育環境も食が進んでます。
これまでも餌については何回か書いてますが、やはり冬眠明けの今の時期は重要な時期です。
まずは、消化し易い餌。主に肉類(ハツ、レバーなど)や配合飼料を少なめに与えるのが良いと思います。
気温は高くなっても水温はまだ上がっていない場合もあります。食べる量を確認しながら、量の調整も必要です。
カルシウムの摂取にも気を使いましょう。 特に成体サイズのメスの場合は、単独飼育環境でも産卵します。
卵はある意味カルシウムの塊です。 産卵で不足しがちなカルシウムの補給を考慮する必要があります。
乾燥エビ、ザリカニなどが良いですね。 タートルボーンなんていうものもあります。(イカの骨の塊みたいなもの)
また元気をつけるためにハチミツ浴も良いかもしれません。 うちでは今の時期、日光浴をさせる時に別ケージでやりますがこの時にハチミツを溶かした水でやります。
リクガメなどは今の時期進んで花を食べます。 ミズカメも自然の中なら花を食べる機会もあるだろうし、摂取しずらい栄養を含んでいると思います。
成体の個体達にとって、5月~8月、9月頃までは、子孫を残す大事な時期です。 その開始時期の今頃は、餌にも少し違った工夫が必要です。
卵が孵る感動は、良い卵から、良い卵は良い成体から、少しの工夫が次の感動につながると思います。