カメの気持ち その118 クーリング | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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クーリングは、四季のある地域に分布し、来春に繁殖を考えているなら必要です。

(クーリングがある時期温度を下げて低活性状態にすること、やさしい冬眠って感じです)

まれに、通年同じように飼育していても健康で繁殖もしてますって事もありますが。


四季のある地域では、温度低下による低活性状態が繁殖のひとつのファクターのようです。


観ているとふたつの事がわかります。

ひとつは、身体を休めること。 低温状態になることで、代謝を下げ身体を休めます。

もうひとつは、温度低下による刺激でオスの発情が促され、低温により動きが鈍くなったメスとの交尾の成功率をあげるため。


クーリングの方法はふたとおり。

ひとつは、季節に任せて温度を下げていく。 うちの環境(水槽は玄関に設置)では、12月~1月で水温が15℃を切ります。 様子を見ながら1月の下旬から温度を上げていきます。 この間は餌もほとんど与えませんし、ホットスポットも消灯させてます。


もうひとつは、加温して飼育を続けて、1月~2月を低温期にする方法。 低温期は、通常の水温から1割~2割の割合で水温を下げる事です。


おそらく種類や分布地域、飼育者の都合でやり方も変わってくると思います。 どんな方法があっているかは、飼育している種類や自分ができる事から考えないとなりません。


繁殖させないからクーリングや冬眠もさせない、これもひとつの考え方ですが、ある程度の大きさや飼育年数が経過した場合は、軽いクーリングさせた方が長生きするようです。


クーリングでの一番の注意は、環境を急激に変化させない事です。 それと観察し、調子が悪いなって感じたら止めること。


やっぱり大事なのは、見て考える事ですね。