フルタイムで働いています。
  通信制大学(大手前大学)を21年9月に卒業しました

  日本語教員のヒヨコです。
  IT関係や環境も学んでいます。

 

 

昨日

まるごと北海道

という名の

『北海道地域日本語教育シンポジウム』

会場参加してきました

 

文化庁

「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任者研修

終了時刻が12時45分

 

まるごと北海道の

サテライト会場

うちから車で15分

タイトな日程でした

 


 

この『まるごと北海道』

 

ひろ~い北海道

 

北見市

釧路市

帯広市

旭川市

函館市

の各サテライト会場と

zoomによるハイブリッド開催

 

日本語空白地帯である

北海道をまるごとカバーする

試みでした

 


 

 

面白かった?のは

「人事領域から北海道の地域の課題解決を目指し、

主に外国人材をコーディネートし、

企業・地域に定着させる活動をしている」

という企業の発表

 

「就労現場における日本語」のAgendaでは

(Agendaは発表者のPPTだよー)

 

『「日本語学校で教える日本語」

「JLPTやJFT-BASICなどの検定」

とビジネスで必要な日本語に違いがある』

 

『「日本語検定に受かったら手当をつけてほしい」

というインセンティブは

公平性(エクイティ)に反するため認められない』

 

『結果、日本語教育をあきらめた!』

作業マニュアルの多言語化

画像・イラストを多用した配布物・ポスター

翻訳アプリ

Google

によるによるコミュニケーション

 

ダイバーシティ

インクルージョン

エクイティ

キャリアパス

レーティング

ノンバーバルコミュニケーション

 

などなど

カタカナ日本語を好む発表者さん

が一番面白かった?です

 


 

『生活者のための日本語教育』

最終回を終えてからのこの発表を聴いて

 

日本語検定に合格

これに資格手当を認められない!

じゃあ全従業員に

CEFR(セファール)基準による

TOEICや英検など

多言語に対する資格手当を設ければ

良いんじゃない?

 

企業内で日本語教育をあきらめても

地域の中で日本語によるコミュニケーションは必要

日本語ができず地域で孤立する

これはストレスになり

仕事のパフォーマンス低下につながる…

 

などなど

個人的に思ったのでした

 

立ち位置や求めるものが違う

こういう考え方もあるんだ

というのが面白かったです

 

 

総括でお話しされた

武蔵野大学 神吉 宇一 先生

 

 

『日本語学習は本当に必要か』

という本を出版されたばかり

 

ググっても

アマゾンでも

この本は出てこない

 

けど、総括のお話から推測すると

二重否定

「日本語教育は絶対に必要でしょ!」

という内容のようです

 

 

 

17時終了だったのですが

その後サテライト会場内で交流が始まった

 

今回、私は…

学生で申し込みしたはず

身バレしたくないのと

次の日程があったので

交流途中で切り上げました

 


 

国の日本語政策に対する

来年度の予算措置がされているようです

 

来年度の日本語教育は

大きく動きそうな感じ