今週、本校の成績開示がありました。

 

成績評価の私のイメージ

『S』 = スペシャルな感じがしますね。

A = 良かった感じがしますね。

B = ちょっと残念な感じですね。

C = がっかりな感じがしますね。

 

本校の成績評価、『S』は無く最高評価は『A』となります。

『B』評価でもシラバスでは

「80点以上」とか「優秀な成績」といった基準が示されています。

Bは上から二番目に良い方の成績になります。

認知のバイアス

が働くのでしょうか。

なんだかB評価は残念という感覚になりがちです。

 

 

そして GPA 「Grade Point Average」 

授業科目ごとに5段階の成績に対して段階ごとにポイントを算出して評価する制度です。

欧米の大学では一般的に普及していますが、日本に導入されたのは比較的最近です。

欧米に留学するときや奨学金の申請などに影響が場合もあります。

これも、日本では導入していなかったり、大学によって制度設計も評価基準も違っています。

 

具体的には『WithdrawalやDrop』といった履修解除や履修停止のある学校と、

一度履修すると取り消しできない学校ではGPAが変わってきます。

本校は履修解除や履修停止の制度が無いので、

年度に科目修了できない場合は『F』不合格評価となります。

私は昨年の第4クールに編入して22単位履修登録、18単位修了しました。

そして4単位修了できなくて『F』評価がついています。

GPAはその分低くなっています。

 

新卒で就職するわけでもないですし、

奨学金も受ける予定もないので「GPA」をあまり気にしていませんでした。

 

2019年の学生便覧までは「日本語教育実習」GPA選抜という記載はありませんでした。

2020年にGPA選抜という基準が示されてから、日本語教師を目指す学生の雰囲気が変わってきたように感じます。

しかし、一方で実習の基準は「卒業年次」をGPAよりも重要視しているのです。

 

今回のコロナ渦では多くの学生に影響が続いています。

本校の教授陣と事務局さんは、諸々配慮してくれたのはありがたいことだと思いました。

(日本語教員養成課程新基準で『教育実習は対面で行うこと』が基本です。)

 

しかし、このコロナ渦が早く鎮静化して

一日も早く以前のような日常に戻ることが一番です。

オンラインで教育実習を行うような状態がこのまま続くと、

日本語教師の需要がどんどん無くなっていくのですから。