『コーパスって何?』
第一回授業のタイトルです。
50年以上生きてきて、初めて聞く単語。
大学生だもん、アカデミッな感じにワクワクしていました。
・・・この時は⤵
第2回の授業が終わった時点で
『コーパスって何???』
マークが増えています。
何がわからないのか、がわからない
質問すら思い浮かばない・・・完全にNGな状態です。
3回目の授業の冒頭で
早々と現実逃避しました。
これが通信教育の良いところ。
落ちこぼれたら『一時退避』、他の授業を学べばよいのです。
『音声学』で他の教科にヒントを得た経験から、積極的に逃げました。
しかし、今回は他の授業にヒントはありませんでした。
仕方なく第3回授業に復帰。
先生の指示通りに作業する授業内容と同じ結果にはなります。
しかし、何も理解していないので、ただの『作業』が続きます。
第5回、サクラエディター
この回で恐怖心は頂点に達しました。
「逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!」
心の中の碇シンジ君が叫んでいます。
今回は逃げずに闘いましたが心はズタボロでした。
暴走モードにもならずにエヴァ初号機大破です。
何も手ごたえが無いまま最終回に突入。
ここで『IMRAD型レポート課題』というボスキャラが登場。
Lv.1が「こん棒&くさりかたびら」で戦いを挑むような心境でした。
同じ時期に他の学生から
学内掲示板やHaNaSoに同じような心の叫びがあがり始め、
苦しんでいるのは自分だけじゃないという奇妙な連帯感が生まれる。
そして、未開の地を切り開いた第1クール履修修了の先輩方から
ありがたいアドバイスやヒント、励ましの言葉をもらえました。
「逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!」
本校の日本語必修科目ですから逃げられません。
再び第2回からの「やり直し」を決意しました。
(その3につづく)