国鉄【EF66】~再会できたのか?~ | 昭和の鉄道写真&平成からの再出撃

2010年、

35年ぶりに『鉄復帰』して始めたこのブログのテーマは

“resumption & reunion” 『再開と再会』。

 

この7年間に どの程度『再会』できたのか、

秋雨ウイークに検証します。

 

 

 

 

 

 

 

【EF66編】

 

■EF66 14号機  撮影:昭和50年 岡山 旭川橋梁

当時は まだデッキ付きの旧型電機も走っていた時代。

このスタイルには驚いたものです。

 

高速道路網の整備に対抗して 貨物列車も高速化。

誕生したEF66は その当時 世界最強の出力だった。

 

この一次車(1~20号機)の14号機は

落成当時無かった「庇」が昭和49年に取り付けられた。

 

 

 

■EF66牽引鮮魚列車 撮影:昭和50年 岡山 旭川橋梁

冷蔵貨車レサ10000形を使った鮮魚列車は

「とびうお号」「ぎんりん号」と命名された。

地元・横浜では深夜の通過で撮れなかった。

 

 

 

 

 

 

■EF66 4号機 撮影:昭和50年 総持寺踏切 跨線橋。

ここは 現在は横須賀線が走る線路。

この一次車の4号機は 平成6年頃まで「庇」が付かなかったらしい。

「庇」の無いEF66の写真は この1枚だけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

■EF66 35号機 撮影:昭和50年 高島貨物線 生麦付近

日本製粉ホキを牽いています。

当時、この運用はEF15の担当。なので代走だったようです。

 

撮影地点は京急の駅でいうと、生麦駅の少し花月園前駅寄り。

今、ここには羽沢駅へのトンネルがあります。

 

現在、この周辺には

多数の跨線橋が東海道を渡っていますが当時は踏切もありました。

中には、警報機も遮断機も無い踏切もあって、かなり怖かったです。

 

 

 

 

 

【再会できたのか?】

 

■EF66 54号機  撮影:平成23年 東海道 鶴見川橋梁

たしか、鉄復帰して、半年くらい経った時の撮影です。

「まだ走ってたのか!」と驚いた記憶が強烈に残ってます。

 

 

 

 

■EF66 33号機  撮影:平成27年 東海道 花月園前踏切

現在も 孤軍奮闘している33号機。

この頃は まだ色褪せが 進んでいなかった。

随分と綺麗です。

 

 

 

 

 

 

 

■EF66 27号機  撮影:平成25年 東海道 花月園前踏切

私が「鉄復帰」して すぐに休車になった27号機。

「もう撮れないんだろうなぁ」と思っていたら まさかの復帰。

 

 

 

 

 

 

■EF66 27号機  撮影:平成27年 高島貨物線 高島水際線公園

高島貨物線では「代走」に縁のある機関車なんですかね。

 

 

 

 

 

■EF66 35号機  撮影:平成22年 東海道 鶴見川橋梁

昭和50年に高島貨物線で撮影した35号機。

まさか、また同じ機関車を撮影出来るとは思ってもみなかった。

 

そして、この35号機は京都鉄道博物館で保存されている。

偶然に偶然が重なる。

 

 

 

 

 

 

 

EF66 11号機 撮影:平成28年 鉄道博物館

この一次車の11号機。

昭和49年から

一次車にも庇が取り付けられる延命工事が実施されたが、

なぜか、この11号機だけは未実施だった。

 

そんな意味からも貴重な保存車かもしれない。

 

 

このシリーズ、おしまいm(__)m。。。。の予定だったのですが、

まさかの秋の長雨(・_・;)

 

第二ステージ:碓氷峠 鉄道文化むら編へ続きます(^_-)-☆