あわわの辻 | ごもーんのマタタビ
起きた時に雨は降っていたものの
出かける時には止んでいた


御苑東側の壁つたいの道。
夜になると静寂と漆黒の闇に包まれ
妖怪でも出そうな雰囲気になる💧
雰囲気だけならまだしも
いろいろ言い伝えがあるからね


梨木神社には上田秋成終焉の地碑がある。
雨月物語だね


京都三名水の一つ「染井の井戸」
手水は温かった


迎賓館と御所の間の緑地には
橋本家跡・和宮親子内親王生誕の地が

14代将軍徳川家茂に嫁いだ皇女さま。
御所の壁つたいにゆき

今出川御門近くにある見事な庭園は

近衛邸跡。
沢山の枝垂れ桜があるので
花咲く時期に一目見てみたいものです

あ💧
近衛天皇言えば鵺(ぬえ)伝説だ

鵺ってのは平家物語に出てくる
顔は猿、胴体は狸、手足は虎、尾は蛇
という妖怪です
弓の達人・源頼政と家来・井早太によって
退治されたのですが
辺りが黒煙に包まれて
変な鳴き声がしたら鵺かもね(笑)
御苑を出て
とらやのとこを真っ直ぐ行くと

妖怪ストリートってのがあります。
ここは今昔物語にある
幼き安倍晴明が百鬼夜行に出会った
「あわわの辻」なのです


百鬼夜行を見た者は
死ぬか重病になると云われていますが
尊勝陀羅尼(そんしょうだらに)と書かれた
護符を持っていると助かるそうですから
ご安心を(笑)

餅屋さん大忙しだ。
今年も残すところ明日のみ


