今日も先日に引き続き「世界三大銘木」についてのお話です。
「マホガニー」について、お話します。
この「マホガニー」は、センダン科マホガニー属に属する3種の木本の総称です。
マホガニー属には、「マホガニー」、「オオバマホガニー」、「メキシコマホガニー」があり、いずれも中米から南米にかけてが原産で、生育地域ごとに3種に分類されています。
「マホガニー」は、「緑の黄金」とも呼ばれています。
しかし、需要の過多に伴い原産地では乱伐が横行し、マホガニーの分布する森林は壊滅的な打撃を被り、1946年にはキューバ政府がマホガニーの輸出禁止を施策する事態となり、現在では全ての種がワシントン条約によって取引が制限されています。
そのため、現在では「マホガニー」の入手が非常に困難となっていることから、同じく「センダン科アフリカマホガニー属」の樹木や「サペリ」も「マホガニー」の名で呼ばれることがあります。
また、分類学的には全く異なる「フタバガキ科のラワン材」の1種も「フィリピン・マホガニー」の名で、「ムクロジ科のマトア」も「ソロモンマホガニー」の名で流通している。
中国原産で日本の野山にも自生する「チャンチン」は「チャイニーズマホガニー」とも呼ばれる。また「センダン」は「ジャパニーズマホガニー」とも呼ばれ、仏像の製作に用いられています。
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「マホガニー」の色調は、辺心材の区分は明瞭で、辺材は黄色っぽく、心材は淡紅褐色から淡橙褐色を呈し、金色の光沢があります。
長い間、光にさらすと色合いが濃くります。
また、柾目面にはリボン杢が現れることがあります。
この「リボン杢」とは、木理が交錯している木材を柾目板に挽いた時に現れる木目で、光の反射具合によって順目と逆目が交互に縞模様になって見えるものを言います。
縄目杢、矢羽根杢とも言います。
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材の加工性や寸法安定性、耐久性など優れています。
また、天然乾燥の速度も速く、狂いや割裂も少ない、扱いやすいのも特徴です。
(気乾比重 : 0.65)
家具材、彫刻材、楽器、模型、内部装飾材などに用いられています。
また、高級車のダッシュボードやハンドル、シフトノブなどにも伝統的に用いられています。
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ホンジュラス産の、いわゆる「ホンジュラスマホガニー」が最高級とされていますが、他の「マホガニー」同様、現在では伐採禁止にされています。
【こだわりの自然素材】
◎無垢材 ◎スイス漆喰 ◎セルローズファイバー ◎木炭(ヘルスコキュア・ヘルスコート) ◎ルナファーザー ◎珪藻土
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