今回は恋愛相談の話。
彼女は31歳で実家住まい、自分は28歳です。アプリで知り合って4ヶ月ほどやり取りやデートを重ね、1ヶ月前に自分から告白して交際が始まりました。先日、彼女のご両親へ挨拶をし楽しい時間を過ごしました。その後は自分の両親にも紹介する予定でしたが、当日直前に彼女から「やっぱり無理」と連絡があり、会って話すと「パニック障害を持っていて隠していた」と打ち明けられました。
これまで遠出を避けたり、疲れていそうな様子があったのも腑に落ちました。自分の両親には体調不良とだけ伝えて食事会は中止しました。交際半年近くでの告白に驚きはありましたが、彼女が勇気を出して打ち明けてくれたのだと思います。来週末に改めて2人で話し合う予定です。
彼女と付き合い続けたい気持ちがある一方で、パニック障害の遺伝の可能性を考えると将来をどうすべきか迷っております。
とても繊細で難易度の高いテーマです。
まずは結論を急がず、段階を踏んで整理する進め方が適切だと考えます。
- 彼女の状況と特性を深く把握すること
- 質問者様ご自身の理想や大切にしたい生き方を見直すこと
- その上で今後の方針を具体的に決定すること
上記の三点を意識すると、判断の軸がぶれにくくなります。
質問者様の「幸せの形」や「生きがい」の枠組みに、彼女の価値観や生き方が自然に収まるなら、交際に大きな支障は生じにくいです。
検討材料の例として、次の観点があります。
- 彼女と一緒に遠出や旅行に行けないのは、質問者様にとってどれほど重大か
- 彼女が非常に疲れている日も、その状態を受け止め継続的に支えられるか
これらの場面を具体的に想像してください。
刺激や変化を求める方には負荷が高い場合があります。一方で、安定を重視する方には相互に穏やかな関係が成立しやすいでしょう。
さらに、結婚式、出産、育児など将来の主要イベントにおいて、どの範囲まで寄り添えるのかを一つずつ心の中でシミュレーションすると良いです。
心の準備をしていると、失望や後悔を抑えられます。
病気や持病の告知を機に関係が変化する事例は現実に存在します。
しかし、最もそのことを理解しているのは彼女自身とも言えます。
これまでの人生で悔しさや寂しさを経験してきた可能性が高いため、まずは「彼女を知ろうとする姿勢」を重視することが基本です。
- 彼女の人柄や内面
- これまでの歩みや背景
- 病気そのものに関する理解
これらを可能な限り把握し、「自分にできることは何か」「一緒にどう乗り越えるか」を検討してください。
それでもなお「将来を共にするのは難しい」と判断した場合は、誠実で配慮ある伝え方を選択する必要があります。
まず、勇気を出して持病を打ち明けてくれた事実に対し、「教えてくれてありがとう」と言葉にして伝えてください。それ自体が彼女への重要な支えになります。
パニック障害に限らず、病気を抱える方との交際には相応の覚悟が求められます。
覚悟とは「最悪の事態を想定して受け入れる」こと。最初は頑張ることができても、長期に渡ると質問者様が疲弊する可能性もあります。
これは「交際すべきではない」と言っているわけではありません。相性が良い場合、温かく穏やかな関係を築ける事例もあります。
- 平凡でも穏やかな日常に幸福を見いだす人。
- 自身も安定志向である人。
このような場合、彼女の性質がむしろ心地よく感じられることがあります。
反対に、常に新規性や変化を求める人には、難しさが現れやすいでしょう。
以上を踏まえ、「結婚後はどのような生活設計になるのか」という視点で、彼女と丁寧に話し合われるのが良いと思います。
未来像の共有は、二人にとって重要な指針になります。