包丁の柄の修理を続けています。パテ埋めや、接着や、塗装は、乾燥時間がかかるので作業自体は、たいしたことは無いのですが、乾燥に一々1日 づつかかるので、待つのが嫌いな私には、非常にカッタルイ時間です。




しっかり錆びを落として、乾燥させます。

中子と柄の隙間をパテ埋めして乾燥。



中子と柄を2剤混合のエポキシ接着 剤で圧着、乾燥。
エポキシ接着剤は、ゆっくり固まるタイプが、耐久性が高い様ですね。


接着した柄をパテ埋め、乾燥。
パテ埋めした柄にエポキシで塗装して、乾燥。防水性を高めます。

腐食で短くなってしまった中子を、電動カッターでアゴを切断、 中子の距離を稼ぎました。切れ刃を出来るだけ残したいので、ぎりぎりの長さを狙います。

更にアゴを削って、指が入るスペースを作り、あらかじめエポキシを染み込ませた白木の柄に接着剤を充填して、中子を叩き込みます。

これで、3丁共柄の修理ができました。 あとは、ベルトサンダーで峰と切れ刃の形を整えて、砥石で刃を作るだけですね。