柳刃と、家庭用には珍しい関東型薄刃包丁のご依頼頂きました。

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磨きをかけ、研ぎをかけます。

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刃こぼれが中程に3箇所ばかり有り、かなり固い鋼で面で研ぐ為、だいぶ荒砥を減らしました。

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堺の刃物との事ですが、特に銘が刻まれていません。柳刃も同じ手による物と思われますが、やはり銘がありません。職人の中には謙遜で自分の銘を刻まない人もいますので、そういった意味で銘が無いのかも知れません。銘が無くても、さぞや名のある人の作と見て取れます。長くお使いになれる、名品だと思います。