ついに僕の子育て本が出版される!

「東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由」
(講談社)

6月11日より発売!



よくこのブログに登場する僕の息子「ちっち」

そのちっちを育てながら気づいたことを書いてみた。

実は子育てのノウハウをいろいろ調べたりしたこともない。

児童心理を勉強したこともない。

そういうたぐいの子育て本を読んだこともない。


でも僕はとっても楽しく子育てをしていられる。

ちっちも実にイキイキとしている。

「東儀家の子育て」なんていうと、1300年も続く雅楽師の家の子育てということで、どんなにか厳粛で、規律にうるさい子育てなのか、と勝手に考えられてしまうかもしれない。

でもそうじゃない。

読めばわかってもらえると思うけど、

とっても自由にのびのび育てている。

子どもの計り知れない力を自由に引き出せたら楽しいだろうなあ、という考えの元での子どもとの向き合い。

とにかくとにかく自由にのびのびさせている。

それから対話、コミュニケーションをとっても大切にしている。

もちろんいろいろなマナーや躾はとても大切。

でもそういうのは「教える」のではなく「感じて理解してもらう」のだから

親の価値観や生き方を見せればいい。

つまり親の責任や覚悟も大切。









この本ではちっちや僕が作ったいろいろなオリジナルのモノや絵の写真や

普段の何気ない様子の写真もたくさん納めた。

楽しくてオススメだよ!






子育てで何よりも大切なのが「愛情たっぷり」。

これに尽きる。

それがあれば自然と家族の絆は深いものとなる。

世の中、いろいろ理不尽なことがある中、家族だけは話を聞いてくれる、守ってくれる、という安心感が子どもをイキイキさせる。

人と違うことの意味、大切さ、それが共有できれば個性を大事に発揮できる人となる。

僕はこういうことを何かで学んだのではなく、きっとこうなんだ、と自分で想像、想定しながら自分も含めて子どもと家族と生きている。

その考えをそのまま綴ってみた。










ちっちはまだ小学3年生。

だから、まだ立派に育て上げた結果というものではない。

極端な話、今後僕や家族との関係がどうなるかはわからない。

非行に走る可能性だってないわけではない。

だからこの本は成功した例を書いているわけでもないし、こうすればうまくいくという本でもない。

なにしろ確証がない。

でも、いま、子育て真最中だからこそ熱く伝えられるリアルなことがある。子どもが大人になってから思い出して書くのではなく、いまだからこそ感じる、
「今」を書き留めておきたいと思った。

子育てで何かしら不安だったり、悩んでいたりするママさん、パパさんたちの何かしらのいい方向に考えるキッカケにでもなれたらとても名誉なことだと思う。

そして子どもからいろいろ教えてもらい、育ててもらっている自分たち親もこれからの未知数にワクワクしてもらえるようなればいいと思う。

世の中みんなが、「ウチの子がイチバン!」「ウチのパパ(ママ)がイチバン!」
と心で叫び、

家族みんなが

「おうちがイチバン おうちがだいじ!」と感じてくれたら世の中もっと明るく、やさしくなると思う。



この本は僕の世界一の息子 「ちっち」に捧ぐ。

ちっち、ありがとう!

東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由/講談社

¥1,404
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TOGI


もうひとつ、

10年前に出版した僕がイラストを描いた絵本3部作
「光り降る音」「天つ風の音」「星月夜の音」

が1冊にまとまって再出版されます。

「白うさぎと天の音」

こちらもよろしく

白うさぎと天の音 雅楽のおはなし/講談社

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