スイス、 ベルンの二日目は大聖堂でコンサート


奥の塔が大聖堂


コンサート会場にの大聖堂




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でもその前に、やはりギリギリまで街歩き!





前日にレインブーツを買ったのだけど、その店に確かもっといろいろ良さそうなのがあったから、またそこへ。

なにしろ前日は古澤さんといっしょだったのだけど、

彼は「今日は見るだけだよ!」と言っては先を急ぐ。

彼は慎重派だから全体の下見をしてから決めるタイプ。

でも僕は行き当たりで出会ったらその場で決めるタイプ!

特に旅先ではどんな時間の使い方になるかわからないし、同じ所に戻って来られる余裕が亡くなることもある。だから出会ったときに手に入れないと後悔することもあるから。

で、前日は古澤さんとさらさらと廻ったのだけど、しっかり目星を付けてまた来たのだ。

日本ではなかなか無いタイプのステキなドライビングシューズ!

スーツにもデニムにも、そしてラリーにも使えるオシャレな靴!

黒か、茶色か、迷ったけど、

両方買った! だってきっと二度と出会わないものだから。いろいろコーディネイトを想定して、両方買い!!!


これでもドライビングシューズ仕様になっている


それからこれもスイスならではのニットのジャンパーもゲット!
薄いのに特殊な裏地でとてもあたたかい!


大好きなライダースタイプ!

これも前日に買おうか、試着しようか迷っていたけど、古澤さんがいたからスルーしていたもの。(笑)


でも実を言うと、古澤さん、前日に僕と同じレインブーツ買っているんだよね。

「見るだけだよ、ヒデキ」

「いやいや、こういうモノは出会った時に買っておかないと次がないかもなんだから」

と、無理矢理二人で試着した。

で、二人とも気に入ってお揃いを買っちゃった!(笑)

メンズのレインブーツって、日本だとゴム長靴みたいなのばかりで、ステキなシルエットのものってなかなかないんだよね。 ここではステキなのがあったのさ。

買い物って楽しいなあ!!!

ベルンにはケラーという地下のワインセラーだった所がブティックに改装されているユニークなショップもたくさんある。水平に近く倒れたような扉がその入り口になっていて、独特でおもしろい。

街歩きはホントに飽きない。



さて、本番!

大聖堂ではマイクなどの音響設備はまったく入れられないから

アコースティックのライブになる。

バンドと共に大ホールでやってきた僕らにとっては有り得ない状況。

でも個人個人で演奏のしかたを工夫してうまくバランスをとるしかない。


ここでも古典の伝統を観てもらうために「抜頭」(雅楽の舞)を披露することからスタートした。







そしてcobaさん、古澤さんのソロパート。







そして僕は今度は狩衣で笙を吹きながら客席を歩き、ステージ(祭壇)に向かった。





これがとてもとてもいい響きとなって、気持ちよかった。

大聖堂だからこその余韻のある響きが、

まさに天から降り注ぐ光が音となった感覚!

吹いた音が天井から跳ね返って降り注ぐ感じ。

笙の即興はとても似合った。

いつまでも吹き続けていたい感じだった。

それから雅楽の説明をして、今度は篳篥の即興での独奏。

これも吹いていて気持ちよかった。

小さな音、大きな音、抑揚、そのすべてが石の壁に反射しながら広がってまた集まって来る。



それから3人での演奏もとてもナチュラルで良かった。













最後の演奏が終わるとみなさんが立ち上がって拍手をくれた。

とてもいい感触!!

とても印象深い、アコースティックコンサートだった。





これで翌日から古澤さんとcobaさんとはお別れになって僕は雑誌「ゲイナー」の取材のため、もう少しスイスに残る。


夜はディナーパーティ。





ベルヴューホテルの食事はとても美味しかった。



そういえばここのホテルの朝食も毎日楽しめた。

なにしろパンとチーズが素晴らしい!

パンとチーズの味にウルサイ僕なのだけど、

ここのすべてのパン、すべてのチーズは何回もお変わりをするほど美味しかった。


毎朝、このチーズが楽しみ。



それに部屋の窓からの長めも抜群だった。遠くにユングフラウが見える。次の日にはあそこへ行くのだ。


窓からの絶景




スイス、 いいところだ!!

TOGI