とっても久しぶりに帯の絵付けをした。

以前はよくしたものだ。

母に姉の帯や着物に絵を描いたりした。

着物うさぎ


ステージで着る母や姉の衣装にも僕が絵をデザインしたこともよくあった。

先月の雛祭りで家のあちこちにお雛様や人形が飾られているのを目にしていたら、なんだかまたそんなことをしたくなって、

ずいぶん前に母に頼まれていた帯の絵付けをやることにした。

気まぐれだから本当に気が向いたときにしかやらない。

だから、実は今回のはもう2~3年前に頼まれたものだった。

でもやりだすと集中して何作品も一度に仕上げてしまう。

ちょっと前のこのブログでお雛様のことを書いたけど、

五人囃子は雅楽でなければいけない。



それも思い出して、うさぎの雅楽をモチーフにした。


下書きはせず、いきなり直に描く。

ふち線


真剣勝負!

絵付け東儀

でも気張るわけでもなく、楽しく集中する。

描いているときは頭の中でいろんな音楽を奏でていたり、歌っていたりする。

それが特に雅楽であるわけではない。

バリバリのロックだったり、J-pop だったりクラシックだったり、童謡だったり。

ちょっと前に耳にしたものが耳についてしまってそればかりを反復していたりすることが多い。

こんな絵を描きながら頭の中ではローリング・ストーンズのフレーズが何度も何度も繰り返されていたりする。

そういえばさっき、ちっち(小学1年生の息子)がストーンズを歌いながら遊んでいたからなあ、、、。

深刻にならずに関係のない音楽が頭を巡るのは

楽しい証拠!

うまくいっている証拠!


完成!

紫


緑

表
こちらは表側、帯締めに気を遣っちゃうかな。

うさぎ帯
いろんなバリエーション



TOGI