待望のRolling Stones !
ついにストーンズコンサートの日が来た!
ちっち(小学1年生の息子)と大興奮!
と、そのまえに!
先週はちっちとエリック・クラプトンに行った。でも、
まったくつまらなかった。
僕は毎回クラプトンの来日公演に行っているのだけど、
いままでとは違った。
エンターテイメント性がとても低かった。
たぶん本人の最近の方向性が原点回帰のようなところがあるからなのだけど、
渋いブルースコンサートとなっていた。
マニアックな楽しみは出来る。僕もブルースは大好きだから。
でもクラプトンに求めるものはそんな渋さだけではないのだ。
もっとカッコイイ、昔から変わらないロックを感じたいのだ。
今まではお客の欲しいところをしっかりわかっていて
クリーム時代のナンバーをガンガンやってくれた。
だから観ている側は「ウォー!」と騒げた。
今回は強いて言えば「Cocain」がそれだったのだけど、
なんだかさらさら演奏しただけで、ガツンと来るかんじじゃなかった。
「レイラ」もアコースティックバージョン。
あ~ぁ・・・。
以前はアコースティックでやってもアンコールにはエレキバージョンでしっかりガツンとかましてくれたけど、今回はバンド編成からしてもそれはやってくれないのがわかって残念。
「Tears in Heaven」はレゲエ調。これもいただけなかった。
あれは歌詞の内容からしてもレゲエ調はないだろう!
定番のしっとり感でいいのに・・・。
さらに「Wonderful Tonight」
最近、もうこれはやらなくていいよ、と思う。
というのは、きっとこれは特に日本ではみんな好きだからプロモーターに
必ずやってくれといわれているのじゃなかろうか。
で、本人は「わかったわかった、やればいいんでしょ、はい、一応やったよ。これでいいでしょ。」
って感じの演奏。
心がこもった感じがしない。
これはもう以前からいつもそんな感じだった。
大昔の「24 Nights」のライブで収録されたような、一音一音、心がこもって染み渡るような演奏はもう望めないのだろうか。僕はああいう演奏を聴きたい。
そして今回は今まで以上にテンポも速く、早いところ片付けよう、みたいな感じ?
違和感があった。
だったらもうそんなの聴きたくないなあ。
それからキーボードのクリス・スティントン、
うまいのだけど、ソロフレーズのパターンが毎回どの曲も同じ。
だから彼のソロが始まるともうToo Much
(あくまでも個人的な好みでの感想です)
で、コンサート、後半になればきっといつものオンパレードで湧かせる魂胆なんだな、と期待した。
ちっちが大好きな、もちろんみんなが期待していたであろう
「Sunshine of Your Love」,「White Room」,「bellbottom Blues」,「Badge」,
「Layla」・・・・などなど、
結局やらなかった。
ちっちはこれらのナマを楽しみにしていたのに、、、、。
残念!
近いところだと、「After Midnight」をやったけど、
「After Midnight」じゃ「ウォー!」にはならない。
結局「ウォー!」がひとつもなかったのである。
しかも!
頼みの綱だったアンコール、
クラプトンは歌わず、オルガンのポール・キャラックが歌うメジャーな曲でもない1曲でさらりと終わってしまった。(彼の歌はとてもうまい、だけどクラプトンのLIVEなんだから・・・)
周りの観客を見回したけど、みんな「あれっ?」って感じ。
アリーナもスタンドも立ち上がっている客はとても少なかった。
いつもは最初から立ち上がる雰囲気だったけど今回はほとんどが最後まで座っている人が多かった。で、アンコールでやっと立ち上がったのにそんなふうに終わってしまったからみんな「あれっ?まさか。」って顔をしていた。
でも、クラプトンぐらいの大物になるとそれでも「良かったあ!」って思い込むようにして帰る人もたくさんいるんだろうなあ。
僕ははっきりいってがっかりだった。
だってメディアではこれが最後の世界ツアーになるかもしれない、っていわれていたんだもの。
どんなアーティストだって最後となれば集大成のようなオンパレードでエンターテイメントをしてくれるものだ。
まあ、事前にしっかりバンド編成のチェックをしておけばある程度今回の内容は予想できたかもしれないけど、
それでも最後にしてこの渋さだけというのはないだろう。。。。
ただ、内容はともかく、
ギターの音は今までで一番良かったかもしれない。
コードワークの音はもちろん、
ソロの音がとっても素晴らしかった。
エレキも1本だけをずっと使っていた。
結構前の方のいい席だったから曲によってどのピックアップを使って弾くのか、
というのも観ることができてそれは良かった。
そしてソロのフレーズのまたステキなこと!
ブルースの醍醐味であるメジャーとマイナーの境界線を行き来するようなフレーズはまさに絶妙!
とっても気持ちいいのだ。
・ ・・・なのに、
なのに、感動しないんだなあ。
残念だけど、そのうまさだけじゃないのだ。僕らが LIVE に求めるものは。
ガツンとしたロックをもっと感じたかったよ。
ちなみに今回の意見はあくまでも個人的に感じたこと。
もちろん絶賛する人もいることは承知している。
あくまでも今回についての個人的意見。
だからここでいう「ウォー!」も「ガツン」もあくまでも「僕にとっての」にすぎない。
だから大好きなクラプトンをこれで嫌いになることも無い。むしろ好きな部分はだいすきなままだ。
でも芸術などは本当に思った通り、感じたままの実感が人それぞれでちがっていいものだからね。
帰り道、ちっちは
「つまらなかったね」 と。
うん。
正直でいいぞ! それでいいんだ!
いいぞ! ちっち!
ということで、ストーンズの感想はまた次ね。
![T](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/togihideki/3686884.gif)
![O](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/togihideki/3686888.gif)
![G](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/togihideki/3686892.gif)
![I](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/togihideki/3686897.gif)
ついにストーンズコンサートの日が来た!
ちっち(小学1年生の息子)と大興奮!
と、そのまえに!
先週はちっちとエリック・クラプトンに行った。でも、
まったくつまらなかった。
僕は毎回クラプトンの来日公演に行っているのだけど、
いままでとは違った。
エンターテイメント性がとても低かった。
たぶん本人の最近の方向性が原点回帰のようなところがあるからなのだけど、
渋いブルースコンサートとなっていた。
マニアックな楽しみは出来る。僕もブルースは大好きだから。
でもクラプトンに求めるものはそんな渋さだけではないのだ。
もっとカッコイイ、昔から変わらないロックを感じたいのだ。
今まではお客の欲しいところをしっかりわかっていて
クリーム時代のナンバーをガンガンやってくれた。
だから観ている側は「ウォー!」と騒げた。
今回は強いて言えば「Cocain」がそれだったのだけど、
なんだかさらさら演奏しただけで、ガツンと来るかんじじゃなかった。
「レイラ」もアコースティックバージョン。
あ~ぁ・・・。
以前はアコースティックでやってもアンコールにはエレキバージョンでしっかりガツンとかましてくれたけど、今回はバンド編成からしてもそれはやってくれないのがわかって残念。
「Tears in Heaven」はレゲエ調。これもいただけなかった。
あれは歌詞の内容からしてもレゲエ調はないだろう!
定番のしっとり感でいいのに・・・。
さらに「Wonderful Tonight」
最近、もうこれはやらなくていいよ、と思う。
というのは、きっとこれは特に日本ではみんな好きだからプロモーターに
必ずやってくれといわれているのじゃなかろうか。
で、本人は「わかったわかった、やればいいんでしょ、はい、一応やったよ。これでいいでしょ。」
って感じの演奏。
心がこもった感じがしない。
これはもう以前からいつもそんな感じだった。
大昔の「24 Nights」のライブで収録されたような、一音一音、心がこもって染み渡るような演奏はもう望めないのだろうか。僕はああいう演奏を聴きたい。
そして今回は今まで以上にテンポも速く、早いところ片付けよう、みたいな感じ?
違和感があった。
だったらもうそんなの聴きたくないなあ。
それからキーボードのクリス・スティントン、
うまいのだけど、ソロフレーズのパターンが毎回どの曲も同じ。
だから彼のソロが始まるともうToo Much
(あくまでも個人的な好みでの感想です)
で、コンサート、後半になればきっといつものオンパレードで湧かせる魂胆なんだな、と期待した。
ちっちが大好きな、もちろんみんなが期待していたであろう
「Sunshine of Your Love」,「White Room」,「bellbottom Blues」,「Badge」,
「Layla」・・・・などなど、
結局やらなかった。
ちっちはこれらのナマを楽しみにしていたのに、、、、。
残念!
近いところだと、「After Midnight」をやったけど、
「After Midnight」じゃ「ウォー!」にはならない。
結局「ウォー!」がひとつもなかったのである。
しかも!
頼みの綱だったアンコール、
クラプトンは歌わず、オルガンのポール・キャラックが歌うメジャーな曲でもない1曲でさらりと終わってしまった。(彼の歌はとてもうまい、だけどクラプトンのLIVEなんだから・・・)
周りの観客を見回したけど、みんな「あれっ?」って感じ。
アリーナもスタンドも立ち上がっている客はとても少なかった。
いつもは最初から立ち上がる雰囲気だったけど今回はほとんどが最後まで座っている人が多かった。で、アンコールでやっと立ち上がったのにそんなふうに終わってしまったからみんな「あれっ?まさか。」って顔をしていた。
でも、クラプトンぐらいの大物になるとそれでも「良かったあ!」って思い込むようにして帰る人もたくさんいるんだろうなあ。
僕ははっきりいってがっかりだった。
だってメディアではこれが最後の世界ツアーになるかもしれない、っていわれていたんだもの。
どんなアーティストだって最後となれば集大成のようなオンパレードでエンターテイメントをしてくれるものだ。
まあ、事前にしっかりバンド編成のチェックをしておけばある程度今回の内容は予想できたかもしれないけど、
それでも最後にしてこの渋さだけというのはないだろう。。。。
ただ、内容はともかく、
ギターの音は今までで一番良かったかもしれない。
コードワークの音はもちろん、
ソロの音がとっても素晴らしかった。
エレキも1本だけをずっと使っていた。
結構前の方のいい席だったから曲によってどのピックアップを使って弾くのか、
というのも観ることができてそれは良かった。
そしてソロのフレーズのまたステキなこと!
ブルースの醍醐味であるメジャーとマイナーの境界線を行き来するようなフレーズはまさに絶妙!
とっても気持ちいいのだ。
・ ・・・なのに、
なのに、感動しないんだなあ。
残念だけど、そのうまさだけじゃないのだ。僕らが LIVE に求めるものは。
ガツンとしたロックをもっと感じたかったよ。
ちなみに今回の意見はあくまでも個人的に感じたこと。
もちろん絶賛する人もいることは承知している。
あくまでも今回についての個人的意見。
だからここでいう「ウォー!」も「ガツン」もあくまでも「僕にとっての」にすぎない。
だから大好きなクラプトンをこれで嫌いになることも無い。むしろ好きな部分はだいすきなままだ。
でも芸術などは本当に思った通り、感じたままの実感が人それぞれでちがっていいものだからね。
帰り道、ちっちは
「つまらなかったね」 と。
うん。
正直でいいぞ! それでいいんだ!
いいぞ! ちっち!
ということで、ストーンズの感想はまた次ね。
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