さてもうすぐラリーニッポン!
台湾を走る!
http://rallynippon.org/jp/activity/2013_t.html
先日、輸送のため大黒埠頭にクルマを持って行った。
このところ地方公演が続いてなかなか準備ができないまま。
国内のラリーの時の準備とは違うのでしっかりしないと。
いつもだとラリータイマーやストップウォッチ、インカム(助手席の人と話すためのマイク付きヘッドセット)レインウェアーなどなどはクルマに積んだままにしておけるのに、
今回は海外にクルマを前もって輸送するため、それらをクルマに載せていてはクルマが通関できないのだ。
だから気を引き締めて準備をしないと、競技に必要なものを忘れてしまいそう。
そういえばこのクルマの海外輸送、 ものすごく大変なことなのだ。
以前イタリアのミッレミリアに参戦したとき、陸運局に行って海外用のナンバーを申請したり、保険をかけたり、通関の手続きもすべて自分でやる必要があって、いやになるほど大変だった。
クルマのシャーシナンバーやエンジンナンバーの照合とか、クルマに何か乗せる場合、すべてのもののサイズや価値(値段)を記す必要があった。スペアタイヤにしてもいちいち値段を表記し、傘1本でも値段を表記する。再輸入のときに余計なものが増えても減ってもいけない。
その一切の手続きと、それに関わる手数料などを考えると、そうとうガッツがないとミッレミリアなど走れないのだ。
でもその点、今回のRally Nippon in TAIWAN はとても素晴らしい。
その一番面倒な手続きのほとんどが事務局が代行したのだ。
すごいことだよ。
これが初めての海外ラリーだという人はみんな誤解しちゃうね。
「結構簡単なんだな」って。
実はちっとも簡単ではないんだ。今回事務局がとても大変な思いをして台湾とも日本の国土交通省とも何度もやりとりして、なんとか漕ぎ着けた、という感じ。
でも、それがうまくいったのも、今回のこのイベントの趣旨を両国の重要な人たち(役人さんたち)が理解してくれたから。
というのもこれは単に台湾で走る、ということではなく、「謝謝 台湾」(ありがとう台湾)というテーマで走ることだからだ。
つまり今回のイベントは、あの東日本大震災に対していち早く莫大な援助をしてくれた台湾に対してのお礼走行会、という大きな意義があるのだ。
なにしろ国が動いてくれるほどの盛り上がりになっている。
スゴいぞ!ラリーニッポン!
台湾側もこのような、文化と文明が合体したイベントを心待ちにしていたというので、うまくいった。
で、今回僕が乗るのは自慢の 1954年のAC ACE !
これで2007年、本場イタリアのミッレミリアでナショナルトロフィーを獲得した。
イタリア ミッレミリア2007
ナショナルトロフィー獲得(国別優勝)
そのときに一緒に乗ってもらったコ・ドライバーがラリーニッポンの理事長の小林雄介。
イタリアのスタートの様子
フィレンツェ通過
あのとき二人でイタリアの世界遺産などをを走り過ぎながら話していた。
日本にも世界に誇る世界遺産も歴史的場所もたくさんある。そこをゆっくり味わい、再発見してもらうようなラリーってできるんじゃないか?
走りだけじゃない、文化を大切にしたラリーっていうのをやろうじゃないか!
などと。
イタリアで雄介と画策
それが2009年に実現した。
東京ーー京都を走る!
東海道を走る!
82歳の母と姉のペアも参戦!(今回の台湾も!)
最初はいろいろ問題も抱えながらの発進だったけど、
それがなんとたった5年で海外のラリーを打ち出すまでに急発展した。
スゴい情熱の証だ。夢を追い続け、へこたれずにチャレンジしてきたからだ。
たくさんの参加者の期待、叱咤激励をいただいてようやくここまで来た。
僕は首謀者側だけど、僕は実務には疎く、ほとんどの仕切りは理事長がやってきた。
二人三脚ではない。僕はおんぶされて看板を掲げるくらいしかできない。
でも感無量だ。小林雄介の情熱に万歳!
さて、今回のコ・ドライバーはいつもの通り、
あの「キタムラ」の北村信!
2010年、7位入賞!
二人とも結構テキトーなのである。いつものことだけど、今回も1度もタイム競技の練習をしていないまま臨む。
きっと台湾に行ってからスタート前にタイマーの使い方をまたはじめから指示して、それでスタートすることになうのだろう。
ま、いつものことさ。
でもそんなのでも僕らはいつも上位に食い込んでいるのさ。
行き当たりばったりだけど、ふたりとも本番の集中力がスゴいのだ!
いつも入賞!
前回の横浜では順位はダメだったけど(といっても10位だったかな?)
タイムは優勝チームと0.何秒の差。
つまり、いつでも優勝圏内のナイスペアでもあるのだ。
毎回優勝を狙っている。
練習もせずに図々しい話だけど(笑)
でも今回はなにしろ『謝謝 台湾』だから気楽にゆったり楽しむよ。
(とかなんとかいっても、土壇場で燃えちゃうんだ)
台湾。歴史的な場所も、食べ物も、人も、すべて楽しみ!
ちっち(息子)がいつも応援!
いつかイタリアに一緒に出るぞ!
台湾を走る!
http://rallynippon.org/jp/activity/2013_t.html
先日、輸送のため大黒埠頭にクルマを持って行った。
このところ地方公演が続いてなかなか準備ができないまま。
国内のラリーの時の準備とは違うのでしっかりしないと。
いつもだとラリータイマーやストップウォッチ、インカム(助手席の人と話すためのマイク付きヘッドセット)レインウェアーなどなどはクルマに積んだままにしておけるのに、
今回は海外にクルマを前もって輸送するため、それらをクルマに載せていてはクルマが通関できないのだ。
だから気を引き締めて準備をしないと、競技に必要なものを忘れてしまいそう。
そういえばこのクルマの海外輸送、 ものすごく大変なことなのだ。
以前イタリアのミッレミリアに参戦したとき、陸運局に行って海外用のナンバーを申請したり、保険をかけたり、通関の手続きもすべて自分でやる必要があって、いやになるほど大変だった。
クルマのシャーシナンバーやエンジンナンバーの照合とか、クルマに何か乗せる場合、すべてのもののサイズや価値(値段)を記す必要があった。スペアタイヤにしてもいちいち値段を表記し、傘1本でも値段を表記する。再輸入のときに余計なものが増えても減ってもいけない。
その一切の手続きと、それに関わる手数料などを考えると、そうとうガッツがないとミッレミリアなど走れないのだ。
でもその点、今回のRally Nippon in TAIWAN はとても素晴らしい。
その一番面倒な手続きのほとんどが事務局が代行したのだ。
すごいことだよ。
これが初めての海外ラリーだという人はみんな誤解しちゃうね。
「結構簡単なんだな」って。
実はちっとも簡単ではないんだ。今回事務局がとても大変な思いをして台湾とも日本の国土交通省とも何度もやりとりして、なんとか漕ぎ着けた、という感じ。
でも、それがうまくいったのも、今回のこのイベントの趣旨を両国の重要な人たち(役人さんたち)が理解してくれたから。
というのもこれは単に台湾で走る、ということではなく、「謝謝 台湾」(ありがとう台湾)というテーマで走ることだからだ。
つまり今回のイベントは、あの東日本大震災に対していち早く莫大な援助をしてくれた台湾に対してのお礼走行会、という大きな意義があるのだ。
なにしろ国が動いてくれるほどの盛り上がりになっている。
スゴいぞ!ラリーニッポン!
台湾側もこのような、文化と文明が合体したイベントを心待ちにしていたというので、うまくいった。
で、今回僕が乗るのは自慢の 1954年のAC ACE !
これで2007年、本場イタリアのミッレミリアでナショナルトロフィーを獲得した。
イタリア ミッレミリア2007
ナショナルトロフィー獲得(国別優勝)
そのときに一緒に乗ってもらったコ・ドライバーがラリーニッポンの理事長の小林雄介。
イタリアのスタートの様子
フィレンツェ通過
あのとき二人でイタリアの世界遺産などをを走り過ぎながら話していた。
日本にも世界に誇る世界遺産も歴史的場所もたくさんある。そこをゆっくり味わい、再発見してもらうようなラリーってできるんじゃないか?
走りだけじゃない、文化を大切にしたラリーっていうのをやろうじゃないか!
などと。
イタリアで雄介と画策
それが2009年に実現した。
東京ーー京都を走る!
東海道を走る!
82歳の母と姉のペアも参戦!(今回の台湾も!)
最初はいろいろ問題も抱えながらの発進だったけど、
それがなんとたった5年で海外のラリーを打ち出すまでに急発展した。
スゴい情熱の証だ。夢を追い続け、へこたれずにチャレンジしてきたからだ。
たくさんの参加者の期待、叱咤激励をいただいてようやくここまで来た。
僕は首謀者側だけど、僕は実務には疎く、ほとんどの仕切りは理事長がやってきた。
二人三脚ではない。僕はおんぶされて看板を掲げるくらいしかできない。
でも感無量だ。小林雄介の情熱に万歳!
さて、今回のコ・ドライバーはいつもの通り、
あの「キタムラ」の北村信!
2010年、7位入賞!
二人とも結構テキトーなのである。いつものことだけど、今回も1度もタイム競技の練習をしていないまま臨む。
きっと台湾に行ってからスタート前にタイマーの使い方をまたはじめから指示して、それでスタートすることになうのだろう。
ま、いつものことさ。
でもそんなのでも僕らはいつも上位に食い込んでいるのさ。
行き当たりばったりだけど、ふたりとも本番の集中力がスゴいのだ!
いつも入賞!
前回の横浜では順位はダメだったけど(といっても10位だったかな?)
タイムは優勝チームと0.何秒の差。
つまり、いつでも優勝圏内のナイスペアでもあるのだ。
毎回優勝を狙っている。
練習もせずに図々しい話だけど(笑)
でも今回はなにしろ『謝謝 台湾』だから気楽にゆったり楽しむよ。
(とかなんとかいっても、土壇場で燃えちゃうんだ)
台湾。歴史的な場所も、食べ物も、人も、すべて楽しみ!
ちっち(息子)がいつも応援!
いつかイタリアに一緒に出るぞ!