オヤジバンドのライブをやった。

タイトルは

「REBORN TO BE WILD  ~ 爆音 音合わせの儀 ~」

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渋谷のライブハウスは満員でムンムンしていた。

ベースのダイスケとは高校からの大親友

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ダイスケと


冗談の分量も真面目の分量も僕とピッタリハマる。

過ぎることも足らないこともない、

冗談の加減も引き際も、

暗黙の了解もすべて一致する。

とっても貴重な存在。


めちゃくちゃ頭は切れるがそうとは見せない。

スゴく出来た男だ。

彼とは昔からたまに会う程度だったけどここのところバンドのおかげでしょっちゅう会う。

去年の春、彼が会社の仲間とやっているオヤジバンドのライブを見に行ったとき、大好きな70年代のロックの王道ナンバーをがんがん演奏しているのを観て、

ムズムズした。

そして、別にバンドを作って遊ぶ提案をしたのが始まり。

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ボーカルの吉井ちゃんと


ダイスケの提案で、ミニマムな編成で出来るシンプルさがカッコいいと、

4人編成のバンドと成った。

一人はボーカルだから演奏は3人だけ。

これはひとりひとりの音が責任重大となる。

でも、やはりそのシンプル、ストレートさはとってもいい!

僕はギターだけど、ひとりで表現出来る範囲は限られるから編曲の工夫も考えて弾かなければならないけど、それもおもしろいし、やり甲斐が有る。

もともとダイスケとは高校のときにバンドをやっていた。

彼は中学までL.A.に住んでいて、すでにロックマニアだった。

僕は中学の頃はメキシコに住んでいて、やはりその当時世界的に流行っていたハードロックやプログレッシブロックを聴いていた。

で、彼もギターだった。

いまはベースがとってもうまいけど、実はギターもとてもうまい。

高校では僕ら二人のツインギターはけっこう一目置かれていたのだ。

専門的になるけど、彼はFenderのStratocasterで、

僕はGibsonのLes paul

この二つは世界2大定番ギターといわれ、

偶然にも僕らはその組み合わせとなったから余計に目をひいた。

というのも、当時はそのブランドの国産モノも無かった時代だったから高校生がアメリカ製のそんな輸入ギターを手にしていることは少なかった。

でもそこが帰国子女の強いところだったのかもしれない。

いいコンビだった。

それが35年も経ってもそのままいいコンビでいられるのもとってもいい!

嬉しいぜ!!!


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最近はどんなライブハウスも、シロウト相手でも照明や音響設備などが充実していてびっくり。

これは楽しい。その気になれるね!

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シロウトの趣味でも演出の楽しみも味わうことができる。

そのあたりのことをみんなで考えるのはとっても楽しい。

しかも高校の頃には考えられなかったことが

プロっぽく出来ちゃうんだから無邪気に楽しい。

スモークを使うとかね。


僕の普段のコンサートのノウハウも取り入れながら演出したから、

よりプロっぽいことも楽しめたと思う。

「その気になる」ってのが大事だからね!

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さて、このバンド、ボーカルもドラムも、

偶然みんな帰国子女だった。

これもなんだか売りになる?(どこに売るんや)

ちなみに僕とダイスケとドラムの石原はみな53歳

ボーカルの吉井は34歳。

僕以外の3人は名門大手商社の社員!

これも売りになるんとちゃう?(だからだれに売るんや!)

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で、本番を迎えた。

シロウトの趣味の会だから同窓会みたいに関係者がぞくぞく来る。

でも一応一般の人たちも来られる設定。

だから、一般向けの開場したときにはすでに関係者だらけで半分くらい席が埋まっている。

これでいいのか?

ま、よしとしてもらう。だって同窓会みたいなものなんだもん。

それでも一応半分は最前列からある程度席を空けておいてもらって開場したよ。

早くから待ち構えていた一般のお客様がた、ごめんなさい。


会場BGMはダイスケの提案、選曲によるバロック(テレマン)を流した。

シャレている。彼はバロックのマニアでもあるのだ。

で、スタート!!!



僕のギーターソロから始まり、

1 20 Century Boy
2 Locomotion
3 Sunshine of Your Love
4 China Grove
5 Can’t Get Enough
6 No Woman No Cry
7 タイムマシンにお願い

休憩

8 Smoke on the Water
9 Long Train Running
10 Rock’n Roll
11 Crossroads
12 American Band
13 Honky Tonk Women
14 雨上がりの夜空に

アンコール

15 Wonderful Tonight
16 Real Gone
17 Brown Sugar
18 Born to be Wild

おまけ
19 Stand By Me

以上をやった。

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僕はギターとコーラスだけど、No Woman と Wonderful Tonight と

Stand By Me だけはボーカルをとった。

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そして、本編最後の「雨上がりの夜空」では

ちっち(6歳の息子)が飛び入り!!

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ギターを抱えてシャウトしていた。

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ちっちはどの曲もよく知っていて、最近しょっちゅうウチで

「♪~ I Can’t Get Enough For Your Lo~ve ~」とか

「♪~We Are American Ba~nd ~」とかを鼻歌で歌いながら遊んでいる。

だから今回、最前列でどの曲もわくわく、手でギターを弾くような仕草をしながら聴いてくれていた。

いいぞ!

ちっちもロックからバッハ、雅楽までと幅広く音楽を楽しんでいるよ!

そう!音楽は自由さ!!


このライブのために、練習で集まるのはもちろん、

ギターの調整や、衣装のことを考える時間も

とっても楽しかった。

普段はしないけどリングやネックレスのコーディネイトを考えるのは楽しい。

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でも当日は肝心の腕が今ひとつ発揮できなかった。

ミスも多かったけど、途中途中のギターソロが、

どうも調子が出なかった。

僕はコピーをしているわけではないからその場その場で好きなように弾く。

だからその都度いろいろになるんだけれど、

肝心の本番で今回はあんまりいい感じに弾けなかったのが残念。

他のメンバーもかなりいろいろミスはあったけど

それでも、とにかく楽しかった。

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普段の友達感覚のままの僕のしゃべりも

もしかしたらレアで新鮮に感じた人がいたかもしれないけれど、

とにかく趣味を思いっきり楽しんだって感じ!

楽しかったなあ!!!

Reborn to be WILD だぜ!!!


またやれるといいな。


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TOGI