昨日はオペラシティで
東京交響楽団とコラボレーションした。
指揮は 飯森範親氏
満席だったし、演奏もトークもとっても楽しく盛り上がった。
アグレッシブな指揮は僕好み!これからもがんがん攻めてほしいね!
さて、今回はそんなクラシカルなひと時とはうってかわる話。
以前ブログで紹介したけど、
最近はじめたオヤジバンドのリハーサルに
ちっち(幼稚園年長の息子)を連れて行ったら
ちっちはとても喜んでいた。
このロックバンドはやたらとノリがよく、
テンションが高いから、
一曲終わる度に大声でヒューヒュー騒ぐ。
(特にベースのダイスケと僕。二人は高校の同級生)
いつのまにかちっちもつられて大声で参加していた。
ドラムの演奏を真剣に観察したり、と
好奇心全開だった。
休憩時間には挑戦していた。
ちっちはクラシックもポップも何でも聴く。
バッハが好きだともいうし、
くるみ割り人形の全幕を把握していて、
ちょっとしたフレーズを聴いただけで
それがどの場面のどんなダンスかも言い当てて教えてくれる。
ラジオで流れた曲もずっと前にどこそこのデパートでなになにを買ったときに流れていた曲だ、とかもしっかり記憶している。
映画のバックに流れている音楽も、たんなるBGM程度のものもしっかり口ずさんで再現してくれる。
いい能力をもっているもんだ。
それから、以前僕の全国ツアーを観たあと、家に帰って
古澤さんと上妻くんとがコラボしたORION がおもしろいとも言った。
細かく記憶していて、
「途中、遅くなってベートーベンのメロディが出てくるところがおもしろい」
と、しっかり味わった上で言っていた。
子どもの音楽の反応はホントにおもしろい。
最近はちっちは
ひとりで遊んでいる時も
「ジャッジャッジャー、ッジャッジャッジャジャーッ・・・」
と口ずさむことも多い。
Deep Purple の Smoke On the Water だ!
僕らの練習を観て気に入ってくれたらしい。
だから最近はウチでは本物たちのアルバムをいろいろ流している。
ミニカーで遊んでいる時も自然に
「♪ ~ Smoke on the water ~ Fire in the sky~♪」とか
「♪ ~ Born to be ~ wild ~♪」
と鼻歌を歌っている。
とても幼稚園児とは思えない。
最近はCDで自分で好みのロックを選んで聴いている。
そういえばローリングストーンズも
ちっちがもっと小さいとき、すでに面白がっていたなあ。
ちっち3歳のころ
それでいながら「きよしこのよる」をいかに地声でなく
ファルセットだけできれいに歌えるか、ひとりで何度も何度も繰り返して
自分なりに研究しているときもある。
いいぞ!
(お正月過ぎても我が家からはボーイソプラノで「き~いよ~し~」が響いている)
雅楽からクラシック、ロック、聖歌まで
幅広く音楽を楽しんでいるのは最高だ!
僕とおんなじ!
5歳の頃
奥沢駅前音楽祭でちっち飛び入り!
と書いているそばで、ちっちはギターのおもちゃを抱えてノリまくっている。
「こんな夜に~、おまえに乗れないなんて~!」と歌っている!
「雨上がりの夜空に」も好きらしい。
自分でCDを選んでかけて、デッキの前でギター抱えてノっている!
じゃあつき合っちゃおう、と僕もギターを取り出して
一緒にノル!
Rock 親子さ!
最近では歌の部分だけじゃなく、ギターソロのフレーズも口ずさむ。
Smoke on the Water の2コーラスが終わった後のギターソロの部分が好きだと言って口で真似をする。
チョーキングという、ギターの絃を指で引き上げて音を擦り上げる奏法に反応して、
あれはエレキじゃないと出来ないのか?とか、どうするんだ?とか聞いてくる。
最高じゃないか!ちっち!
いいところを聴いてるぜ!
いいぞ!
おもちゃのギターではそれは無理だから、
それなら、と、僕の持っているミニギターをあげたよ。
本物で遊んでくれ!
ちっちはまた僕らのロックの練習に行きたいともいってくれている。
いつか一緒にロックもいいね!
なんだって一緒に出来ちゃうぞ!!!
そうそう!
このシロウトオヤジバンド
3月20日に渋谷 AUBE というライブハウスでライブやる予定。
バンド名は T&A BAND
ライブタイトルは
「 REBORN TO BE WILD ~爆音 音合わせの儀~ 」
5時半開演。
とっても狭いところだからオールスタンディングかも。
そしてたぶん爆音でウルサイ!
内容は、70年代のロックばかり
言っておくけど、サラリーマンの趣味の領域だからね。