宇宙飛行士の毛利衛さんに偶然会った。

羽田空港のラウンジで。

毛利さんとは以前NHKのテレビ番組でご一緒したことがあって、

そのときに僕が演奏したオリジナル曲

「地球よ、優しくそこに浮かんでいてくれ」

をとても気に入ってくれた。


「宇宙飛行士に聴かせてやりたい」と褒めてくれた。

それ以後も、

僕がワシントンに演奏に行くことになった時も、

宇宙飛行士のかたとコンタクトが取れるようにはからってくれたりと、

素敵に気にかけてくださっている。

とても光栄なことだ。


昨年放送されたNHK の「地球イチバン」で

ロシアで宇宙飛行士の訓練を受けた僕の様子をしっかり観てくださったという。

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ロシアの宇宙センターにて訓練中の僕

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今回、ラウンジで立ち話をしただけなのだけれど、

思わず僕は

「僕はいまでも本気で宇宙飛行士になりたいと思っているのです。」

と伝えた。

今僕はJAXA が立ち上げた、宇宙の芸術的利用を考える委員会のメンバー

にもなっていて、いろいろ意見を出しているのだけれど、

「一番の意見は、音楽も踊りも工作も実験も絵もできる僕を宇宙に連れて行ってくれ、なのです」

とも伝えた。(本心!)

毛利さんはそんな僕をちゃかすことなく

「目指してください!」と言ってくれた。

それから、

近々、筑波の宇宙センターを案内してくれるという

素晴らしい提案をいただいた。


嬉しい!

なんだか「宇宙兄弟」の「少年ヒビト」気分!!

(ムッタじゃないのは、僕はムッタみたいに守りに入るタイプではないから)


そして、飛行機に乗った。

そしたら毛利さんも同じ飛行機で、僕の斜め前に座った。

ああ、なんか縁を感じるなあ!!!

「これは飛行機じゃなくて宇宙船で、

毛利さんが機長、僕が副操縦士

いまからISS に向かう!」

なんて妄想をしきりに楽しんだ。



このまま宇宙に飛び立っちゃえーぃ!!!



TOGI