蒔絵の展示会

先日僕の尊敬する蒔絵の匠、

豊平翆香・良彦・江都さん

の展示会に行った。

実はずいぶん前に翆香先生に我が家の笙に蒔絵を施してもらったこともあって、

展示にその笙を置かせてほしいと言われ、

お貸ししたのだ。

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翆香先生は80歳近くなのだけれど、とってもお元気。

とにかく素晴らしい仕事をするし、伝統的な表現は当たり前にすごいのだけど、若々しいセンスも持ち合わせている素晴らしい職人(芸術家)なのだ。


香合、硯箱、なつめなど、その繊細な美しさに触れると、ひととき身体がとてもきれいになるかのように気持ちがいい。

日本の美っていいなあ。

匠っていいなあ。

ちっち(5歳の息子)もつれて行ったのだけど。

ちっちはカニのモチーフの根付けをとても気に入っていた。

僕はうさぎのモチーフの香合が気になった。




さて、座敷の奥に飾られた我が家の笙を今一度見ようと近づいたら。

なんと、ちっちがひょいとその笙を取り上げて吹き始めたのだ。

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もちろん教えているわけじゃないから

見よう見まねで、自己流に。

でも、いい感じだったから、

すかさず僕はもうひとつの方の笙を吹いて

セッションした。

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周りのお客さんにはサプライズになったようだ。

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僕らもとっても楽しかった。

やるなあ! ちっち! すごいぞ!


TOGI